森田健作 青春の勲章は くじけない心8月31日(月)放送回
ゲストは安西ひろこさん。近年、突発性難聴になり、片耳が聞こえない状態になったと。
友達に相談すると「耳は病気にあっても、心は病気にならないでね」と言われたという。
その友達の言葉の後押しもあって、何事も前向きに捉えるように。「方耳が聞こえなくても、もう片方が残っているのはラッキー、体が健康なのはラッキー、生きていることはそれだけでラッキー」と考えるようになった。今朝も朝起きた時に耳の調子が悪く、暗い気持ちになりかけたが、同じように考えて、折角のラジオ出演ラッキーな気持ちで臨もうと気持ちを切り替えて来たという。
一つひとつの言葉が、とても深いですね。
安西ひろこさんの今回の話は、ただの「前向きエピソード」ではなく、身体の不調と心の在り方の境界線をどう守るかという、人生の核心に触れる内容だったと思います。
🌿 安西ひろこさんの“心の守り方”が示しているもの
1. 「耳は病気になっても、心は病気にならないでね」
この友人の言葉は、慰めではなく、
心の主体性をそっと思い出させる言葉ですね。
身体の不調はどうしても気持ちを曇らせます。
けれど、心の側には「選べる余地」が残っている。
その余地を見失わないように、そっと灯りを置いてくれたような言葉です。
🌱 2. “ラッキー”という言葉の使い方が独特
安西さんは「ラッキー」という軽い言葉を使っていますが、
その実、これは仏教的な“縁起の見方”に近いです。
片耳が聞こえない → もう片方が残っている
調子が悪い朝 → それでも起きられた
不安がある → それでも生きている
「失ったもの」ではなく「残っているもの」に光を当てる。
これは単なるポジティブ思考ではなく、
自分の心の向きを自分で選び直す技術です。
🌤 3. 調子が悪い朝に気持ちを切り替えたという話
これは簡単にできることではありません。
突発性難聴は、身体的な不安だけでなく、
「聞こえないかもしれない」という恐怖がつきまといます。
その恐怖を抱えたまま、
「ラジオ出演をラッキーと思おう」と切り替えたのは、
自分の人生の舵を自分で握り直した瞬間です。
こういう話は、ラジオだからこそ伝わる温度があるものですね。
声の揺らぎや、言葉の選び方の間に、
その人の“生き方の質感”が滲みます。