本年4月の「ガラ 5」での「世界の赤鬼」為房厚志 vs ブラジル・ムエタイ王者・ニルディマー・アルビスの一戦は、国際王座を争うに相応しい実績の両雄の対決ということで話題となりましたが、本年11月には空手でも日本 va ブラジルの最強王者対決が実現しそうな模様です。
11月25日(日曜日)に愛知県の「刈谷市体育館」にて開催される「オープントーナメント 第1回世界闘英館空手道選手権大会」は、日本はもとより、ブラジル、チリ、メキシコ、ウルグアイ、ベネズエラと、南米地区に多くの支部を持つ、高田英男館長率いる闘英館による世界オープントーナメント大会です。高田館長はK-1やIGFにブラジル人選手などのブッキングを行うなど、精力的に日本と南米地区との格闘技交流を推し進めてきた人物で、チャクリキ・ブラジルのカルロス・シウバ館長とも親交があります。このオープントーナメントには世界各国から多くの強豪選手が参戦予定です。
そして、高校一年生ながら一般女子55kg以上の部で、本世界大会に志輝会館の荒木千咲選手(写真左)が主催者推薦出場選手としてエントリーされました。荒木選手は2009年にチャクリキ顕修塾が主催した「関西格闘術連盟ジュニア大会」において中学生43kgの部でダントツの強さで優勝を果たし、大会MVPも獲得いたしました。当時より「関西最強の女子選手」との呼び声が高く、その後も各地の大会を総嘗めにし、本年高校生になってからは「W・K・O空手ワールドカップ」の日本代表を決定する白蓮会館の全関東選手権で優勝を果たし、名実とも「関西最強」が「日本最強」となりました。今後、荒木千咲選手が大きく期待されているのが、W・K・O空手ワールドカップでの優勝、そしてこの世界大会トーナメントの優勝と、誰もが認める「世界最強」の座に就く事です。 荒木選手の11/25トーナメント制覇に向けて、最大の強敵となるのが、ブラジル闘英館のビビアネ・トファネリ選手(写真右)です。下に両選手のプロフィールを記しますが、荒木千咲選手の優勝経歴等も「日本最強」だけに凄いものがありますが、ビビアネ選手は1999年から10年以上に渡って「南米最強」の座を保ち続けている驚異の女性空手家であることがお解り頂けるかと思います。このトーナメントにおける荒木千咲 vs ビビアネ・トファネリの一戦は、間違いなく「日本最強」vs「南米最強」の、世界一の座を争うに相応しい、最強王者同士の闘いとなります。
皆さま、11月25日に「世界一」の栄誉を目指し、関西出身の日本最強選手として、最強南米空手家・ビビアネ・トファネリ選手との運命の一戦を迎える荒木千咲選手に、盛大なる応援を宜しくお願いいたします!