退団した愛希れいか、ちゃぴちゃんが、帝劇でエリザベートに出演されるとのこと。

 

予想してたので、そのことには全く驚かないけど、

花總まりさんとのダブルキャストっていうのが、感無量です。

 

 

前回の蘭ちゃんも、大のお花様フリークだったけど、

ちゃぴも、タカラヅカを知った作品は「エクスカリバー・シトラスの風」だったそう。

 

現役時代、「激情」のカルメンや、「鳳凰伝」のトゥーランドットなど、

お花様が演じた作品をちゃぴも演じています。

 

 

蘭ちゃんの様にお花様LOVEを大っぴらには公言してませんでしたが、

きっと、現役時代の花總まりさんから、何かしらの影響は受けたのではないかと

勝手に想像していました。

 

 

そして、一作一作自分を磨き、ついにちゃぴちゃんも、“女帝”と呼ばれるまでに。

図らずも、長期にトップ娘役を務めた花總さんがそう呼ばれたように…

 

 

 

確かにお花様の任期は異常なほど長いものでしたが、

その演技力と共に、誰にも真似できない気品と言うか、漂うロイヤル感は、

決して外部のどんな実力派の女優さんにも醸し出すことはできないだろうなと、

まさにタカラヅカのTHEトップ娘役さんでした。

 

 

その彼女が退団するとき、

もっと若くでの退団なら、外の世界の舞台でも通用しただろうが…みたいな事を

演劇雑誌だかなにかで、お偉い評論家の方が寄稿文として寄せていらしたのを、

複雑な気持ちで読んだ記憶があります。

 

 

実際退団後、すぐに女優としては活動されなかった花總さん。

あれほどのオーラがタカラヅカだけでしか通用しないものなのか…

いや、絶対そんなことはないパンチ! と、思ってました。ずっと…

 

 

そして、トップ娘役になってからも更に進化された高音域の歌声を一旦捨てるかの如く、

男性と共演する外のミュージカルの音域の声を一からレッスンし直し

(レッスンの様子を徹子の部屋で話されてました)

女優として復帰されました。

 

 

そして今の名声は、やっぱりねビックリマークビックリマークって感じ。

年齢なんて関係なく、彼女にしか出せない神々しさが溢れていたエリザベート。

子供時代なんて、タカラヅカの時より自然で可愛らしくて…

 

 

 

一方の愛希れいか、ちゃぴちゃん。

彼女の素晴らしさは今更、改めて書き記すことも必要ないですよね。

 

 

大劇場で、彼女のお披露目のジュリエットを観たとき、

まだ若い彼女の一直線な感じが、そのままジュリエットにも反映されてて、

決してぶりっ子ではなく、でも、とても可愛くて。

こんなジュリエットが観たかったラブラブラブラブ

って感動したのをよく覚えています。

これが、スカピンで靴屋の息子をさせられてたルイ17世役のあの子はてなマーク

っていう驚きと共に…

 

 

退団公演となった「エリザベート」

やはりそのまっすぐな感じ。

ひたすら自由な魂を希求した彼女ならではの人間エリザベートでした。

そして彼女も、トップ娘役になってから、

更に歌唱力に磨きがかかったのも花總さんと同じ。

 

 

カルメンや、トゥーランドット、

当たり前だけど、お花様とちゃぴちゃんが演じると、

それぞれの魅力が反映されて、どちらにも見応えがありました。

「1789」は逆にちゃぴちゃんが先に演じて、

後から、お花様がマリー・アントワネット。

ベルばらでは、お花様がマリーで、ちゃぴちゃんはロザリーだったけど。

 

 

そしてついにエリザベートの競演。

タカラヅカから打って出るちゃぴちゃんにとっても、

迎え撃つお花様にとっても、

きっとお二人にしかわからない、

宝塚トップ娘役の頂点をl究めた誇りとリスペクトがあるはず。

 

 

さあ、舞台で思う存分私達を魅了して下さい!

 

 

ところで、このお二人のエリザ、関西にも来ますよね?

記事書く前に調べなさい、haruseさんってばあせるあせる

 

 

 

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