入院して驚いたのは、手術予定の人が、手術拒否をして医師と長い間話し合いをされている方がちらほらいらっしゃることでした。



病室で話すので、聞こえないようにしていますがどうしても聞こえてきます汗



一人は、大腸に腫瘍ができている高齢者の方。



絶対手術が必要な方みたいですが、手術当日に看護師さんに説得されていました。



「もうすぐ娘さんがくるので、娘さんに手術するかどうか聞いてみましょう」



結局、手術はされたみたいでホッとしました。



もう一人は、名古屋から来られた20代くらいの若い方で、気胸で入院されてきました。



気胸について気胸とは何らかの原因により肺から空気が漏れることで、肺が潰れてへこんでしまう病気です。突然の胸痛で発症し、呼吸困難を伴うこともあります。軽症であれば安静を保つことで自然治癒を望むこともできますが、一方で血圧低下や非常に重い呼吸...リンクmedicalnote.jp



その方が入院初日に、ベッドが向かいだったため挨拶したら「私は今回は検査入院なので…」とおっしゃっていました。



とてもしっかりハキハキ話される方で、さわやかな好感が持てる方でした。



その日の夕方、気胸の方の担当医が病室にきて、明日の手術の説明をしていました。



手術着や紙パンツ、毛の処理などの話が聞こえてきて、入院の次の日に手術なんだとビックリしました。



そしてその日の夜に、トイレで気胸の方とバッタリ!



「明日手術なんですね〜頑張ってくださいね」とお声がけしたら、



「あ、今回は検査入院なので…」と心なし元気なさそう…。



もしかしたら、手術をしたくない、手術をするのを認めたくないのかなと感じましたが、病気のことがわからないので何で声をかけていいのか分かりませんでした。



今朝気胸に主治医の方がいらして、結構長い間話されていました。



話の流れでどうやら検査入院みたいですが、検査の際ドレーンを入れるのが怖いみたいです。



それで彼女的にはその怖さから、検査で色々するよりもいきなり手術したい気持ちがあるらしい…?



「検査入院する意味はあるのですか?」とも主張されていました。



いやいや、いきなり手術の方がハードル高いのではショック!はてなマーク



主治医も経緯を説明された上で「やってもやらなくても自分自身が決めること」と伝えていました。



患者の意志を尊重されて、担当医は一旦帰っていかれました。



そのあと、外科で1番偉い方らしき風貌の医師がいらして、



「ドレーンが怖いの?あっそう」と、慣れた感じで彼女と話をしていました。



「あっそう」ってあんた…えっ



「検査して確定した上で、治療の報告性を進めていきたい」



いろいろな経緯を説明しつつ、優しく対応されてる姿に感動🥺



そして彼女はついに、検査をすることを決めたようです。



午後なので、ぎりぎりの決断!よかったですニコニコ



そう、検査はつらくて長い期間かかりますが、「確定」はとても大事なこと。



なぜなら、がんの場合(そうでなくても)保険金が支払われるには



必ず生検までして確定した段階



が条件に入っています。



それが診断書に書かれていないと保険金は支払われないんですね。



そういう意味もあり、検査はとても大事なことなんです。