歯科医院って、
毎日いろんな人と関わって、
同じ空間で長く働くからこそ、
どうしても“気持ちのぶつかり”が起きやすい。
新人さんから
「また怒られた」
「なんで私だけ…って思ってしまう」
そんな声を聞くこともあるし、
ベテランさんから
「言っても伝わらない」
「教えても返ってこない」
そんな疲れの声が聞こえてくることもある。
でもね、ぼくはいつも思う。
愚痴って、弱さじゃない。
ちゃんと頑張ってる証拠やねん。
がんばってるからこそ、
しんどいことに気づくし、
理不尽に心がひっかかる。
ただ、忘れてほしくないのは
“起きた出来事は変えられない”ということ。
人の言葉も、
相手の態度も、
その日に起きたトラブルも、
すべて「外側」にあるもの。
でもね、
受け取り方だけは、自分で選べる。
同じ言葉でも
「攻撃された」と取るのか
「ちょっと伝え方が不器用なんやな」と取るのか。
同じミスでも
「また自分はダメや」と責めるのか
「次は気をつけよ」にするのか。
選ぶ言葉ひとつで、
心の重さって全然ちがう。
しんどい時ほど
“軽くなる言葉”を選んでほしい。
あなたの心を守れるのは
あなた自身しかいない
