今の政治状況を歴史に当て嵌めてみた | 鑑定士のブログ

鑑定士のブログ

感性が導くままに書いています。
とにかく長いですから、飽きないようにお願いします

統一教会問題で、私が触れなかった事に、日韓トンネルがあります。これは山口県や福岡県に行くと判るのですが、関釜フェリーで結構往来しています。
当然対馬も経由するわけですが、そこから日韓トンネルを夢見る気持ちは判るのです。
南北朝鮮が統一され、その先の鉄道と繋がれば、大陸中国とも陸路で繋がります。
私は、中国地方と九州北部の政治家が、この事業に賛同したくなる気持ちは理解できるのです。
岸信介氏が、この構想と勝共連合をセットにし、文教祖を使ったのも、教会名の統一がそれを表している。と感じたからだと思いますが、統一教会は、岸氏の思惑以上に自民党に食い込んでしまった。
これは岸氏の最大の失敗だと思います。岸氏が元気なうちは、流石の統一教会も、あんなに表立っては悪さはしていません。が、岸氏ほどの人なら、しっかり歯止めは作って置くべきでした。
安保改正の時もそうでした。期限付きに改正して、日米地位協定に手を付けた段階で潰された。
統一教会も、逆に自民党が操られ始めたのです。岸さんは超エリートでしたから、この辺りの微妙な人情の機敏が見えなかったのでしょう。
日本国という物差しから考えれば、日米地位協定改定は必須条件であり、日本国民なら反対する理由は無い。だから改定できる。
統一教会の教祖の前に天皇を膝まずかせる事などは、日本国民ならあり得無い。もっともこの教会の意思などは、最初から打ち出してはいませんでしたから、気にしなかったのでしょうね。
合理的に考えれば、これは至極当然な判断ですが、アメリカに骨抜きにされ、下僕に成り果てた日本のメディアや、吉田茂を始めとする政治家や財界人は、この合理的考えの外に居たわけです。

私は、この時点での岸信介氏は、石田三成だと考えています。関ヶ原=日米地位協定改定で負けた。
そして吉田茂は、当然ながら徳川家康。ワンマン宰相と言われた吉田に相応しい。
徳川幕府の上には天皇がいましたが、それが今はアメリカ様。それが確定した。という事ですね。

昔は幕府が安定していましたから、アメリカ様は隠れて居られたわけです。が、今は激動の時代に成りましたから、それが見えてきた。

激動の時代を幕末と考えるなら、維新は、このアメリカ様を応援する勢力であり、公明は戊辰戦争で官軍に雪崩を打った勢力。自民党は薩長と考えます。
奥羽列藩同盟から脱退したのが立憲。とすると新発田藩が国民になりますか。アメリカ様という天皇を旗印の勢力として纏めました。

れいわ新撰組は、日露戦争以前の精神を説けば、尊皇攘夷で上手く纏まるのですが、これは微妙です。この場合の尊皇は、アメリカ様ではなく本来の天皇=日本ですね。
共産は廃仏毀釈の勢力と考えましょう。ただ、神道ではなく共産主義。
参政はまだ判りませんし、その他は問題外。

こうして整理すると、基本的な部分が見えてきます。
坂本龍馬の実状は、司馬遼太郎本とはかなり異なるそうですから、これは吉田茂を始めとする吉田系自民党首相。
坂本龍馬は、単なる周せん屋であり、有名な献策も、それ以前に唱えている人間が居たそうですし、一説には、グラバー等から資金の提供を受けた武器商人だったとも言われています。坂本龍馬暗殺も、最初は紀州藩が疑われていましたが、それは海難事故の時の行動が、現在の当たり屋まがいだったから、とか。似ていると私は思います。
岸氏は、高杉晋作でしょう。高杉晋作は、藩の金を自分の金のように使ったそうです。有名な奇兵隊も、隊内では厳しい身分制度が有ったそうですし、梅毒だったとも言われています。その梅毒を、統一教会だと考えて当て嵌めました。
吉田系首相は、戊辰戦争後の藩閥政治の系譜になりますから、このような当て嵌め方でも判り易いかと思います。

幕末に当て嵌めたのは、思想も流動的だからで、権力を得た薩長土肥を自民党になぞらえて説明したかったからで、
長岡藩や会津藩、二本松藩や蝦夷共和国が居ません。
私は、これら諸藩や蝦夷共和国とは、何とかしたいと考えて、活動したり投稿したりしている、名も無き庶民だと思いますが、現状ではやはり力不足だからです。

二本松少年隊の悲劇は、会津の白虎隊ほど有名ではありませんが、それが無名の先人に繋がります。
私もその1人で良い。
これからも投稿を続けていきます。
この投稿の流れでは、今は大東亜(太平洋)戦争の最中という事になります。
終戦に導く為には、最低限の要因として、日米地位協定の改定が有ります!
日米地位協定を改定して、日本が自由に振る舞えるようになる事です。
れいわ新撰組は、日米地位協定に踏み込んだ発言をしていますから、私は期待しています。
日米安保条約は、急いで廃棄する必要はありません。取り敢えず植民地から脱却する事が重要なのです。