毎月

自分宛の請求書が

届くと


ビクッとして

憂鬱になり

支払う算段を始めます。


その

憂鬱さは

こどもの頃

味わっていたのと

同じものです。


お酒の入った

親を

毎晩、見張ってましたから。

何か

酷いことが起きないか。

母が、酷い目に

遭わないか。


小さい自分は

バカナオトナダナ

と憂鬱になりながら

奮闘してましたから。


その憂鬱さは

請求書を見ると

よみがえるんだよね。


不思議なことに。


憂鬱さって

誰もが

抱えてると思うの。


わたしの

場合はね。


こどもの頃に

抱えた憂鬱さを

請求書が

届くことで

思い出してる。


だから

過去からの

往復書簡なの。


自分も

ダメナオトナに

なってしまったなぁと。


あはれ

哀れ

憐れと思う。


請求書を見ても

何も感じなくなった時

わたしの

ちょっと重たい

憂鬱は

軽くなってるはずだ。


秋は

素晴らしい季節で

その恩恵は


自分のことを

「いとをかし」と

思えること。