出産以降まだホルモンが安定していないのか?
はたまた母になってこういうニュースに耐えられなくなったか?
16時間3ヶ月の乳児を放置して死亡させた事件、読んでて色々考えて、涙が出てきちゃった。
おいおいとアンテさんに泣きついて、慰めてもらった。
いい旦那を持てて私は幸せだ。
これからもこうやって支え合っていこう!
...とか言ってみたけど、結婚してもうすぐ二桁になろうというのに、私が慰められるばかりだわ
支えてもらってばかりで申し訳なくなってきたわ。
でも、だからこそ思う。
この30歳の母親はよく頑張ったんじゃないかな、って。
1人で出産して、3ヶ月まで育てた。
それって簡単に出来ることじゃない。
だからこそ、出来ないで欲しかったな、と思う。
いっそ出産の恐怖に怯えて110番したり、陣痛に耐え切れず119番していたら、きっと彼女は生活保護をもらって、今も娘さんと暮らせていたかもしれない。
母乳が出なければ、赤ちゃんが泣き止まなければ、こうなる前に周囲に事情が明るみになっていたかもしれない。
そんなどうしようもないことを考えてしまう。
出生届が出ていないから、死亡届も出せないそうですね。
彼女の名前は、お母さんが付けた唯一の名前は、この親子だけが知っているわけだ。
こう書けば綺麗に聞こえるけど、こんな悲しいことはない。
アンテさんはショックを受けていた。
「ネウボラが見逃すのか?」
と。
ないよ、日本にネウボラなんて。
そうだよね。
フィンランドだと、妊娠に気付いてネウボラに行かない人なんてほぼ絶対いない。
妊婦検診に行かなきゃ出産後に手当てが出ないものね。
産んだ後生きていけないもの。
父親が分からないことも、未婚であることも、ここでは関係なく手当てが支給される。
何となくだけど、この母親には何らかの精神障害か知的障害があったんじゃないかな、と感じる。
それかどうしようもないほど無知か。
いい母親ではなかったよね。
だって娘さんは死んじゃったんだから。
生きていく上で出産後にするべき届出を、まるで分かっていなかったんだから。
それでも、彼女は絶対に子供を愛していた。
ただ未来を見据える力や、その上で動く方法を知らなかっただけ。
普通の人が考えつくであろうことに、考えが及ばなかった。
あの壮絶な出産を1人で乗り越えて、後産も産褥期も乗り越えて、子供に乳をやり、まるで野生動物のように必死に毎日を生きていたんだろうな。
そしてまるで自然界のように、母親が生きるための餌を取りに行っている間に、子供が死んだ。
生後3ヶ月。
首が据わって、笑いだす頃だよね。
お母さんを目で追ってさ。
けどもう少し大きくなって寝返りを打ち出したら、これまでのようには放置出来なかったよね。
だからきっと、これがこの親子の運命だったんだろうな。
この子は愛されていた。
それだけがこの悲しい事件の救いだと思う。
こういうことが起きないように、特に女の子にはしっかり教えなきゃいけない。
どうすれば妊娠するか。
妊娠したらどうするか。
性教育だけじゃない。
生きていく上で必要な、税金や手当ての受け方も含めた、生きていく力の磨き方を教えないといけない。
アンテさんに慰められながら、お互いに子育ての方針の確認が出来た。
我が家は今のところ娘だけだから、生理が来る前に性教育。
中学に上がる前に「親抜きでも生きていける」状態にする。
当面の目標だね。
そして、いっぱい娘達を愛そうと思った。
たくさん大好きだと伝えたい。
どうかどうか幸せな人生を送ってくれ、としか祈れない。
世界中の子供を幸せにしてあげることなんて出来ない。
ならせめて自分の子供だけでも愛したい。
幸せにしたい。
亡くなった乳児の冥福と、母親が今後必要なサポートを受けられることを願います。
この母親と同じような状況にいる方々にも、どうか助けの手が届きますように。