そう思った








グロッグを飲んでる君の顔は、とてもやさしい


まだ、瞳が赤いのは僕のせいだけど、罪悪感は薄れていくよ


テレビから流れてくる雪の便りに


君のまばゆいばかりの、白い肌を重ね合わせる


白い君は、奇麗 


白い君は、奇麗


僕の視線に気づいて居るのに、気づかないふりをする君


蒼い君も、奇麗


蒼い君も、奇麗


チロと戯れていると、いつの間にか横でキスをねだる君


唇から、かすかにラムの香がした


赤い君も、奇麗


赤い君も、奇麗