カルガモ日記、又一羽減りました。
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カルガモぼうやが、又一羽減って、4羽になっています。
この暑いのにカルガモぼうやたちは、元気に泳いだり、池からでて、
公園の芝の上を走り回っています。
その早さ、母親鴨もただ見守っているだけです。
足を怪我しているし、そうでなくてもカルガモ坊や達の動きには、
付いていけないでしょう。
ちょっと、目を離すと何をするかわかりません。
小学生の母親のような感じです。いまどきのお母さん方も、子供達の
走り回る動きには、ついていけないでしょう。
私にも覚えがあります。
それは、娘が小学校の2年生のときでした。
成田山の初詣の帰りに野田のアスレチックパークに寄りました。
ここは、縄梯子があったり、池があったり、ブランコがあったり
子供達がとても喜ぶところです。
5時に閉館するのに、4時頃行ったものだから、無料にしてくれまし
た。
さっそく上二人のお兄ちゃん達は、さあ~っと走り去って、どこにいっ
たかわかりません。
家内が言いました。
”暗くなったらいやだから、探してきてよ”
”はいよ”っと、娘の手をつないで、二人のお兄ちゃん達を
探しに行きました。
すると、女の子が、池の手前で、ロープにつかまっているのが見えまし
た。
小学校5~6年生くらいです。
ターザンのように、ロープをつかんでさあ~っと池の中央の筏に飛び
降りたかと思うと、向こう岸にさっと渡りました。
筏は、池の真ん中より向こう岸に近く設定されていて、筏に飛び降りる
のに、勇気がいるのです。
すると、それを見た私の娘が、”私も、あれをやりたい”
と言うのです。
”お兄ちゃん達をさがしてるんだから、やめなよ”
言っても聞かず、とうとうロープを握り締めています。
ロープは二本ありました。
掴む所が少し高くなっています。
そして、さっきの女の子が掴んだロープは長めで、飛び降りる筏に
遠いほうです。
もう一本は、ロープも短めで、筏に近いほうです、低学年用だと思い
ました。
”陽子、お前、そっちは無理だよ””お前がするとしたら、手前の
短いロープだよ”
”ううん、こっちでいい”
どうしても、さっきの女の子に負けたくないのか高学年用のロープを
握り締めています。
そして、勢いをつけたかと思うと、さ~っと、さっきの女の子のように
筏めがけて飛び降りました。
おおっつ、上手く飛び降りました。
と、思った途端、娘は、両手をぐるぐる回して、バランスをとろうと
しています。
よくみると、筏の真ん中よりちょっと手前に飛び降りたのです。
そのために、筏は、手前に傾き始め、
あっという間に娘の体は、池の中に沈んでしまいました。
大きな水の音と、しぶきを上げて、
すっかり池に沈んで見えなくなってしまいました。
そして、ぶわ~っと浮かんだかと思うと、もう泣き叫んでいます。
池からどう上がったかわかりません。
でも、私は、そのとき言いました。
”どうせ、ぬれねずみなんだから、もう一回やれよ”
”うわ~ん、うわ~ん、お父さんのばか~ばか~”
見ると、買ったばかりの赤い靴が片方なくなっています。
泣きじゃくる娘の手を引いて、家内の所へ帰ってくると、
今度は、家内が真っ赤になって怒り始めました。
”お兄ちゃん達を、探しに行ったとおもったのに、その格好は、
一体全体どうしたの?もう、私は、知らない”
かんかんに怒って一人で車の置いてある駐車場にずんずん歩いて行き
ます。
それから、頭を下げ下げ、怒りを解いてもらって、車の中で娘の服を
エアコンで乾かし、風邪を引かずに帰ってきました。
人間ですら、小さな子供を育てるのに、いろんなことがあるものです。
ましてや、野生のカルガモも、もっと大変なわけです。
7羽のかるがも赤ちゃんが今は、4羽のカルガモ坊やになりました。
果たして、何羽が巣立ちをむかえることができるのか?
これからも、目が離せない親子です。
