母親カルガモに、ド突かれました。
<img src="http://blog.saitamania.net/usr/siigel21/karugamo601.jpg " alt="" >
散歩の途中のカルガモのいる公園によって見たら、姿が見当たりません
探していると、ぴーぴ-鳴いている声が聞こえてきました。
なんと、50~60センチの高さの側溝に落ちて、ひなが泣いています。
10mくらいの長さの細い側溝の中を行ったり、来たり、飛び上がろうと
するのですが、50センチの高さに10センチは、届きません。
他に見ている人がいました。
その男性は、見ているだけです。
池から堀になって、その側溝に続いているのですが、途中に枯れ葉が
たまらないように、ステンレスの網があって、通り抜けられないよう
になっています。
ヒナが網に隙間がないか探しますが、ステンレスの小さな網では、通り抜け
られません。
母鴨も網の向こうで子供のカルガモに呼びかけていますが、
小ガモは、焦って泣くばかりです。
そのうちに鳴き声が、ヒステリックに高い声になってきました。
じっと見ていましたが、恐がらせても無理そうなので、捕獲は、できま
せん。
側溝に登れるように、大きな倒木を側溝に渡してあげれば登れるかな?
と、近くで見つけた倒木を側溝に渡したそのときです。
くわっつ、くわっつ、と、
突然私の顔さきに、母親カルガモが襲撃してきたのです。
あまりの突然のことに、後ろにひっくり返ってしまいました。
幸いに下が濡れた土だったので、どこも傷めませんでしたが、
近くに見ていた人が、
”いや~すごいですね、子ガモが襲われると思ったのでしょうか?”
すごい襲撃でしたね”
背中が泥だらけですよ、大丈夫ですか”
ええ、びっくりしましたが、突っつかれてはいませんから大丈夫です”
と言う、びっくり場面でしたが、
当の子供カルガモは、やっぱり泣きっぱなしです。
一度は私が渡した木の枝を渡ろうとしました。
ところが、カルガモの脚のひれが滑るようで、登れません。
すぐに諦めたようです。
すると、他にも一人男の人がやってきて、立て看板を持ってきて、
側溝に掛け渡しました。
すると、これを恐がったのか、小ガモは近づこうともしません。
親鴨もどこかに行ってしまいました。
ほっておいたら、猫か、カラスにやられます。
そこで、ステンレスの網が外れるか試してみました。
力いっぱい抜いてみると上手く外れました。
これで安心して池のほうにいけるでしょう。
ジーと見ていると、近づいた小ガモは、泣きながら池に向かって
まっしぐら、無事に難関を突破しました。
そのとき、最初から見ていた人が言いました。
”他の小ガモは、全部自力で上がれたんだけどな。”
?、?どういうこと?
”故意に落ちたんじゃなくて、自分から飛び降りたってことですか?”
”いや、そこは見てないんですよ”
”でも他のカルガモは、何回か試すうちに、みんな飛び上がったんですよ”
”そうなんですか”
そうこうするうちに、無事に小ガモは、母親鴨や、兄弟がいる池に
たどり着きました。
なんと、母親鴨は、平然として喜ぶ様子もありません。
兄弟鴨も、何の表情もありません。毛づくろいをしてお寝むの準備です
追いついてきた小がもは、毛づくろいをして、兄弟の横で寝る様子です
”一体、あの騒ぎは、なんだったんだよ”
人間だったら、胸ぐらをつかんで問いただすところです。
”お前、さっきは必死になって、心配していたじゃないか?”
これは、母親鴨が、子供達を鍛えている一つのステップなのでしょうか
?、? ?
私は、余計なことをしたのでしょうか?
自然界を生き抜くには、こんな難題は、あちこちに転がっているのかも
しれません。それを乗り越えられないものは、淘汰されるのでしょうか?
あの母親のカルガモの態度は、帰ってきた子供のカルガモを、心配した
そぶりも見せませんでした。
野生の世界は厳しいものだなと、思いました。
