アベノミクスプロジェクトの推進、集団的自衛権の容認是非の議論も相俟って、保守と改革の実態って何…?と最近考えてしまう。勿論政治は、根回し当然、清濁併せ呑むなど何を今更だけど…今後10年で日本の未来は大きく変わってしまう。保守が強かった割に、有り難くない変化の準備は水面下で着々と進められていたわけで。保守の人は本当に気が付かなかったのだろうか?
賢き所の未来も不安定。次代の天皇・皇后に関して、やれコチラが良いだのアチラが良いだの。国を憂う気持ちがあるからこその発言とは思うものの、個人の主観で選挙のように選ぶ存在じゃないでしょ天皇は。共和制よろしくなのか?そもそも皇室存続を願うなら、誰が天皇になる云々の前に皇室典範を早く変えなくてはならないのでは?ただそこに存在することが大きな役割である象徴に、一般社会の有能無能なんて関係ない気がする。そこにその順番で生まれたことが全てなのでは?その特殊性故に、これまで続いてきた環境なのだと思う。
保守保守と息巻いている人々が、皇統に口を出す…はて…?皇統に連なる方のみで未来をお決めいただく。(実際は決めていない、受け入れるだけだけど。)そのスタイルを守るため、保守派には頑張ってほしい。ある勢力に取り込まれる前に。そんなふうに考えるのは変だろうか?国民の総意の基に決める事項は、民事的、行政的判断を要するもので、未来の皇統決定方法に、政治的カラーを少しでも出すとしたら、私は違和感たっぷりである。
保守が自浄される必要があるのではないだろうか。みすみす利用されないために。