今はピグでも行ける『大奥』ということで思い出したのだが、かつて、民放某局で放送されていたドラマ『大奥』についてよしなしごと。
菅野美穂&西脇千鶴W主演で放送されていた初回シリーズが2003年制作かな?このシリーズに嵌って以後見続けていたのだけど、何が一番印象に残っているかというと。。。数々の豪華な『打掛』なのだ。
頷いてくださる方も多いと思う。基本、民放の時代劇ってNHKの大河と比較すると、衣装も鬘も質がイマイチだと思っていた。お正月時代劇などはその最たるもので、コントかと思う場面もチラホラ。う~ん。。。いただけない。いかにも羽織ってますし、乗っけてますしってどうなの?
現代劇じゃないだけに、演技以外のリアリティもある程度必要なのでは。。。と感じるのだ。
そんな小生意気な私にとって、ドラマ『大奥』の衣装は、「おっ
。」だったのである。
そして菅野ちゃんの自毛を生かした自然な根取り下げが綺麗だったのだ。お美しかった~
何が言いたいかというと、製作費は嵩むでしょうが、一肌も二肌も脱いで戴いて、
ドップリ浸かれる『大奥』に次ぐドラマを見てみたいということなり。織の繊細さや染の渋さなど、
楽しむツボは沢山あるのだ!
では、超絶に私的な『大奥』打掛ベスト10を挙げてみる。(付き合える方だけお読みくださいませ
)

しかも勝手に名前を付けた衣装なので、御不快にさせ申し上げたらご容赦を。
10位 滝山(浅野ゆう子)の黒地金糸雷柄打掛:和宮に御所への未練を捨てよと言ったシーン。
※ザ総取締の風格だった。
9位 滝山の鶯色地白い花柄打掛:スペシャル版で、庭を拾う家定&篤子をを遠目から見守るシーン。
8位 右衛門佐(高岡早紀)の白と紺地桔梗柄打掛:京から大奥に上がって最初の挨拶シーン。
7位 大典侍(中山しのぶ)の白と紫地菊柄打掛:安子に「公家の女子は恐ろしいとお思いですか。」と言った
シーン。※この人ホント性格悪くて(笑)いい味出してた~。
6位 大典侍の萌黄色打掛:京から側室として大奥に上がって最初の挨拶シーン。
5位 御台所孝子(木村多江)の白地朱鷺色花柄打掛:家光逝去のスペシャル版での冒頭近くのシーン。脇
息に凭れて物思い中。※これぞ御台様というアンニュイな空気。
4位 御台所孝子の赤紫地菊柄打掛:家光に過日の懺悔をしに行ったシーン。
※8~4位の京出身グループは、キラリとしたセンスのお召し物だった。
3位 御台所篤子(菅野美穂)の白地赤花柄打掛:家定に「何をよすがに生きればよいか。」と聞いたシーン。
2位 御台所信子(藤原紀香)の赤紫色打掛:安子の意見に激昂し発作を起こすシーン。
※この御台さん怖かった~。そして色っぽかった。
1位 御台所篤子の薄紫地打掛:家定逝去のシーン。
※打掛と小袖の組み合わせが絶妙だった。
もう長く映像で見ていない『大奥』だが、パッと思い浮かんだ印象的な衣装。初回シリーズは最初だけに印象に残る打掛が沢山あった。
個人的に、衣装が一番似合うのは木村多江さんだと思う。初島役より御台様役がシックリくるな~。京出身の姫君という設定がピッタリだった。同じ京出身のはずの、お万の方(瀬戸朝香)が何故京訛りでなかったのかが不思議だ。お万の緑の打掛も美しかったけど。
そんなこんなで、『大奥』が再び放送されたら衣装もよく見てくださいませ。織本の皆さまへ感謝。

