読んだ感想ではなく内容を少しずつ紹介したいと思います。
千年王国 記
ついにベールを脱いだ 究極の秘史
《かたいぐち記》《異端記》の謎
邪馬台国から西南戦争まで、日本史のブラックホールを開闢する!?
著者 故 窪田志一氏偉大なるロマン的魂の人である。
氏は無味乾燥に堕した公式的歴史学を果敢にも排し、生涯を弥次郎研究に費やされた。
氏に浴びせられた誹謗はそのまま氏の栄光でもあった。
歴史が物語であり、物語であるかぎり、自在の想像力の跋扈する場でなければならない。
かかる氏の確信は、ひとえに『縮み志向』に徹した現代人に、雄大なる彷徨者の物語を見よ、
と語ってやまない。
太平洋を、インド洋を、ユーラシア大陸を横断する容貌魁偉の英雄・弥次郎とは、はたして何者なのか。幻の神話の人なのか。
ここに氏の遺稿が整理され刊行されたことを悦びとしたい。
四方田犬彦
つづく
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