スピリチュアル | あいたい

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自死遺族(息子が自死で逝ってしまいました)として残された母のひとりごと。
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よく聞くスピリチュアルという言葉。

 

これって目に見えない世界のことで

日本語では精神世界をさすことが多いそうですね。

 

肉体や物質以外のものであり、心や死後の世界(霊)、宗教などのことを指しているとか(ネットの受け売り)

 

 

今は亡き

主人の母(息子の祖母)は霊的な力があった人で

よく小さいころから人が見えないものが見えていて

嘘つきと言われていたそうです。

あそこに子供がいるとか

今前をおじいさんが通ったとかと言っては大人に怒られていたとか…。

 

主人の実家はニットの製造をしていたのですが

その傍ら 喫茶店もしていて

よく義母に見てもらいたいと相談を受けていたようです。

きちんとした修行はしてないからとお金は一切頂かなかったのですが

それでも本業に差し障りがあるくらい来ていたのを覚えています。

 

 

嫁あるあるで

結婚してその話を聞いたときは話半分に聞いていました。

 

あ~はいはい…(って感じで)。

嫌な嫁です(笑)

 

 

でも、もしかしたら本物かも?と思うことがありました。

ある時、私の祖父のお墓参りに家族で行った後帰りに主人の実家に寄ったことがあったのですが

私たちの後ろをみて

へんなものを連れてきちゃったね~と言われ

え?変なもの?

 

もしかしておじいちゃん?連れてきちゃった?

 

と思っていたら

 

 

なんかよい霊じゃないよ。中年の男の人。(おじいちゃんじゃないと安心)

と言い

わけのわからん呪文みたいなのを唱えて祓ってくれました。

内緒で行ったのに

霊園に行ってきた?

と聞かれ

ビビったことがありました。

 

 

義母曰く源氏の末裔だそうです。

 

あ~はいはい(嫁あるある)

 

義父はそんな力はないのですが

このうちの長男、次男(夫)と義母の会話はちょっとおかしいんじゃないかと思うほどです。

 

喫茶店の隅を3人でみて

なんかいるね…

(主人ははっきりとは見えないらしいです)

男?(長男)

黒いのしか見えない(夫)

40代の男の人だね(義母)

なんか、頼まれたらいやだから塩撒いておこう(義母)

 

変な親子の会話に

私も子供たちもまたわけのわからんこと言ってる…と放っておきます。(不気味だけど)

 

孫たちは(うちも長男の子も含めて)誰もその血をひいていないらしく長男嫁とホッとしたものでした。

 

 

そんな義母がよく言っていたのが

息子が自分の父にそっくりで

その上、その父親が後ろについて守っているから大丈夫ということ。

(息子にとっては曾祖父)

 

 

最近それを思い出し

 

パパのおじいちゃんは息子を守ってくれなかったのかな~って…。

 

 

私には

スピリチュアルな力はこれっぽっちもない。

 

姿なんてもちろん見えないし

息子の合図もよくわからない。

夢にも一度だけ出てきてくれただけ。

 

 

そんな私が

毎日、毎日

あいたいって願っても…

 

もしかしたら

あいに来てくれても…

 

鈍感母はわからないよね~とも思う。

 

 

ママに見える形で会いに来てくれないかな。

 

 

本当に

心から

あいたいよ。

 

 

おまけ

 

ちょっとだけ義母の血を引いているパパ。

何か感じないの?

息子来てないの?

と日々聞かれすぎて辟易している。

 

自分にはそこまではっきりとは見えないって。

 

(´Д`)ハァ…

役に立たない…って心の中で思う鬼嫁です。

 

 

今日も我が家地方は雲ないですね~

 

ちょっと寂しい…。