の物語
生まれてくる朝と死んでゆく夜の物語《ロマン》Laurant《ローラン》

嗚呼…僕たちのこの寂0302さはよく似た色を0302た《ピエール》


恋人を射ち堕した日
弓がしなり弾けた焔夜空を凍らせて
凛と蒼く離別《わかれ》の詩をアナタを射ち堕とす

・人生は入れ子人形-Матрёшка-
人生は贈り物不条理つめた入れ子人形《マトリョーシカ》
開けても開けても苦しみばかり

魔法使いサラバント
吹き荒ぶ風は砂を巻き上げて若い旅人の行く手を阻む
旅の道連れは一頭の駱駝
砂丘《おか》を乗り越えて街へと向かう


・輪廻の砂時計 (美しきものと同時)
苦痛に身を委ねる輪廻を信じて微笑んだままで逝く
「私は生きてた」

美しきもの
君の大好きなこの旋律《メロディー》
大空へと響け口風琴《ハルモニカ》
天使が抱いた窓枠の画布《トワル》
ねぇ…その風景画《ペイザージュ》綺麗かしら?

・石畳の緋き悪魔
『美シキ夜ノ娘』《ライラ》君ガ憎ム者スベテコノ腕デ 滅ボソウ
其レハ異教徒カ?同胞カ?其レトモ『聖戦』《あらそい》ソレ自体カ?
君ニ今敢エテ問オウ

ぴこまりんご飴
ぴこまりから始めてぴこまりを目指そう
切なくも懐かしきしりとりの歌

黄昏の賢者 (聖戦と死神と一緒)
お嬢0301ん《クロエ》君の哀しみを因数分解《ばら》してみようか?
幸福《しあわせ》の最大公約数《かず》を求めてみようか?
埃を払って0301ぁ…お発ちな0301い君の旅はまだ続くのだから

聖戦死神 第二部《聖戦と死神》-英雄の不在-
どんな敵も恐れはしない祖国《くに》を守るために剣を振え
胸に気高き女王《クイーン》の薔薇を抱いた
同胞《とも》よ進め我らは『薔薇の騎士団』《ナイツオブザローズ》だ


一人で寂しくないように『双児の人形』《ふたごのラプウぺ》を傍らに
小さな棺の揺り籠で
目覚めぬ君を見送ろう


・黒の予言書
あの頃僕らが夢見てた未来へ託した地図を
書き換える影があることも識らなかった
僕らを超えて疾って住こう
予言にない『ハジマリ』へと

死せる英雄達の戦い
運命は残酷だされど彼女を怖れるな
女神《ミラ》が戦わぬ者に微笑むことなど決してないのだから

聖戦死神 第一部《銀色の死神》-戦場をかけるもの-
時は来た、見よ!ベルガの死神だ!
《Chrono Venies!Vidies!Velesa! 

クロノ・フィーネス ・フィーディス・フェレッサ》

エルの楽園「→SideE→」  
ねぇお父様《パパ》その楽園ではどんな花が咲くの?
ねぇお父様《パパ》その楽園ではどんな鳥が歌うの?
ねぇお父様《パパ》その楽園では体はもう痛くないの?
ねぇお父様《パパ》その楽園ではずっと一緒にいられるの?
ねぇお父様《パパ》

・書の魔獣 (どんな鳥が歌うの?の次から一緒に)
書に刻まれし終焉の魔獣《ベスティア》黒き秩序に従い
歴史を駆け堕りる審判の仕組《システィマ》最後の書頁《ページ》めがけて

11文字の伝言
嗚呼傍で歩みを見守れな0102のが無念ですがどうか凛と往きなさい
愚かな母の唯一の願0102ですアナタは
「0302・0101・1001・0304・0502・0105・0501・0902・0501・0301・0102」《しあわせにおなりなさい》

奴隷市場
回る回る車輪は回る運命《ミラ》は彼らをどこへ運ぶ
背中合わせの温もりだけが双りに灯る唯一の希望《エルピーザ》

銀色の馬車 (次と一緒)
Never cries, Never moves, Baby is under the snow.

Never smiles, Never grows, Sad song of fate.

エルの肖像
幼い筆跡の署名《サイン》妙に歪な題名《タイトル》は
【最愛の娘エリスの八つの誕生日に…】

辿り着く詩
嗚呼…吹き荒れる悲しみの…嵐が訪れ全て薙ぎ倒しても
大切なモノは絶えず此処に在る

檻の中の花
《カージュ》の中で咲き乱れ 枯れ朽ち果てる前に
《アムール》を失くしたこの世界に… 捧ぐ…お別れの挨拶《オルボワール》

・終端のと異世界の騎士
無限に繰り返す痛みは輪廻の「輪舞曲」《ロンド》
『世界が失った可能性』《モノガタリ》を取り戻すのは誰の剣か?
今…ハジマリの空に浮かべた追悼の『追走曲』《カノン》
『第五の地平線の旋律』《物語》を口吟むのは《カレ》の唇…

永遠の少年

(LaLaLa... Can't escape from『Lost』)


沈んだ歌姫
牙をむいた《ベスティア》追い詰められた断崖
歌を奪われた歌姫世界までも奪われ…

の魔女
私はもう人間《ヒト》ではない歌うことしかできぬ
悍ましい化け物へと変わり果てていた…

争いの系譜
以来…なぜ人は断ち切れないのだろう?
争いを繰り返す負の連鎖を
弱い私は何を憎めば良い
嗚呼…誰か教えて…

死せる者達の物語
我等は今何と戦うべきで何を守るべきか
嗚呼…星空《ソラ》よ人間ひとは何を畏れるべ きで何を愛すべきなのか?
滅びへ向かう光よ全ての死すべき者達よ
嗚於…同胞《とも》よ人は何を育むべきで何を遺すべきなのか?
いずれ歴史は語るだろう『死せる者達の物語』を……

星屑の革紐
急0502吹いた突風《ラファール》0502手を取られ…革紐《アーネ》を離したけど
もう何も怖くなかった『見えない絆』《星屑のアーネ》で繋がっていたから

澪音の世界
閉ざされた少女の瞳が開かれし瞬間《とき》世界は
幻想しえる最悪の狂夢《ゆめ》を…残酷な死神《かみ》を見る…

緋色の花
醒めない悪夢に苛まれ続ける『ワタシ』は
柘榴石の雨のような《Like the Rain of Gamet》鮮血に染まった緋色の《フラワー》

見えざる腕  (次と一緒)
不意に飛び出した男の手には黒き剣《エペノワール》
周囲の飛び散った液体《サン》まるで葡萄酒《ピノノワール》
刺しながら…供された手向けの花名の名--『こんばん1001』《ボンソワール》
抜きながら…灯された詩の名--『さようなら』《オルボワール》

緋色の風車

廻る回る『緋色の風車』《ムーランルージュ》

灼けつく『剣』《トキ》を送って

躍る踊る『血色の風車』《ムーランルージュ》

凍える『瞬間』《トキ》を迎えて

嗚呼…もし生まれ変わったら小さな花を咲かせよう…

ごめんね…次は逃げずに君の傍ら《そば》で共に散ろうMoulin rouge《ムーランルージュ》


Ark
「我々を楽園へ導ける箱舟は哀れなる魂を大地から解き放つ救いを求めるあなたにアークを与えよう」
『アークと呼ばれたもの』《それ》は月光を受けて銀色の煌めいた…
想い出まで裏切った冷たい言葉の雨幸せだった二人永遠《とわ》に届かなくなる前に…


・奴隷達の英雄(Arkの煌めいたまで一緒に)

冥界の剣エレフセウス死を与える死神と化す 

《Hades ksifos Eleuseus ho ton fobos se Thanatos 

ハデス クシフォス エレク(ウ)セウス ホォトン フォボス セ タナトス》

一匹狼エレフセウス同胞へ死をもたらす

《Monos lykos Eleuseus forte Hellenes gia Thanatos 

モノス リコス エレク(ウ)セウス フォルテ へレーネス ヤ タナトス》


Yirld  (幸せから)
豊穣…収穫…それは果実
を産む《harvest harvest it yields fruits》

最も遅い収穫…それは甘い果実を産む《la la, latest harvest it yields sweets》


Sacrifice (StarDustと一緒)
無邪気な笑顔が愛らしい妹は神に愛されたから


StarDust
お揃いね私達これでお揃いねあぁ幸せ
貴方の白い衣装《シャツ》も今は--

「何故…何故なの…何故なのよ──!!」


・エルの絵本【笛吹き男とパレード】

笛の音を操って一人また一人列に加えてゆく
やがてそのパレードは夕陽を裏切って地平線を灼き尽くす

神の光
儘…問いに惑い→解を違え→累の海へ堕つる…
唯…愛を求め→生を奪い→灰が空に舞う…

雷神の系譜 (神の光と「信じる!」まで一緒)
《一人では耐え切れぬ雷でもきっと、ふたりなら大丈夫私は信じる!》
暗雲を貫く雷あの日出会った少年と少女は
今…二つの紋章《しるし》重ね合わせ て輝ける未来《トキ》を紡ぐ

即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超重力
即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超←重↓力↑届かない距離さえも永遠に近付ける
時の歩みをも許さぬ暗黒の反←重↑力↓今君が望むなら事象の地平を超えて行こう

〈ハジマリ〉のChronicle
キミが白い鳥になるのならボクは大きなソラになろう
君は何処までも羽ばたいて往けるボクは最期まで信じて逝こう

-The Glorv Kingdom-
栄光あれ!嗚呼…栄光あれ!《Gloria! Oh…Gloria!》
地平線を駈け廻る我らの移動王国に!《Sound Horizon Kingdom!》
栄光あれ! 嗚呼…栄光あれ!《Gloria! Oh…Gloria!》
地平線を駈け廻る我らの移動王国に!《Sound Horizon Kingdom!》
嗚呼…嗚呼…栄光あれ!《Ah…Ah…Gloria!》