響子先生の鉢を紹介しよう。
3年間くらい海外でお仕事されて、この度帰国、そして時雨窯教室にカムバックなさったということだ。
なお、きょうこさんがお二人になったので、それぞれ漢字表記させていただいている。
響子先生、陶芸にはしばらくブランクがあったと思うのだが、腕は落ちていないようだ。
帰国第1作は鉢、それもうどん鉢だそうだ。
土は黒泥。
紐作りだ。
サイズと言い、形と言い、さすがうどん鉢に成型している。
きれいな形だ。
釉薬は白萩1号。
釉薬を掛けて、その上からおそらくイッチンしたのだろう。
黒い鉢に、白いイッチン、いい模様をつけている。
形も釉薬もきれいに決まっている。
全くブランクを感じさせない響子先生のうどん鉢だ。