今夜紹介するのは師匠の鉢だ。

何の釉薬を使ったのだろうと思わせるちょっと不思議な仕上がりだ。

 

 

土は白土。

ろくろで成型している。

直径20cm余りの中型の鉢、きれいな形だ。

 

釉薬は青銅結晶釉らしい。

多くの場合、緑がかった緑青のような色の焼きあがる。

だけど不思議なことにこれは茶色だ。

それも微妙ないい色合いだ。

濃淡もつけて、格調高い仕上がりの師匠の鉢だ。