今夜は師匠の抹茶椀を紹介しよう。

貫入のきれいな抹茶碗に仕上がっている。

 

 

土は赤土。

ろくろで成型している。

形もサイズも抹茶椀だ。

白化粧泥を塗って、素焼きしている。

その後、大貫入釉を掛けて、焼成。

 

冷却するのだが、十分冷え切る前に窯からだして、全面に墨汁を塗る。

そうすると貫入部分に墨汁が入って、写真のように貫入がはっきり見えるようになるのだ。

貫入をコントロールするのは難しいのだが、これはきれいに入っている。

貫入の見本みたいだ。

格調高い師匠の抹茶椀だ。

 

今日の徳島のコロナ感染者はなんと330人と報じられていた。

時雨窯教室はお休みしていてよかった・・・と師匠の感想だった。