今日で1月も終わりだ。

オミクロンに翻弄された1月だったような気がする。

時雨窯教室もお休みしているが、まだ紹介できていない作品があるので、本ブログはしばらく続けようとしている。

今夜は師匠の鉢を紹介しよう。

師匠お気に入りのデザインらしく、何回か作っている。

 

 

土は黒泥。

ろくろで成型している。

口縁部を少しだけ変形して、ちょっと変化を与えている。

見込みの上部に白化粧泥を塗って、幾何学模様の輪郭線は搔き落とししている。

 

素焼きして、釉上彩を使って着色している。

最後に透明釉を掛けて、焼成して出来上がりだ。

色とりどりの模様がきれいに決まっている。

全容を見てもいいデザインだ。

このデザインで師匠は何点も作ったのだが、自宅にはほとんど残っていないようだ。