皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。

櫻木時雨です。

本日はこちら

 

音楽トキワ荘 vol.29 -大宮 CITY LIGHTS編-

に出演したお話です。

 

 

 

天井に渦巻く宇宙の元、歌わせていただきました🌌

今回のセトリは

 

 

1.NEO/じん feat.初音ミク

2.Peaky Peaky/みきとP feat.初音ミク&鏡音リン

3.幽霊東京/Ayase feat.初音ミク ♭3

4.インタビュア/クワガタP feat.巡音ルカ

5.夜咄ディセイブ/じん(自然の敵P) feat.IA

 

の5曲でお送りいたしました。

前回歌った曲も入れつつ、違う曲も入れて、大宮 CITY LIGHTSさんver.のセトリ作りを心掛けてみました✨

テーマは『本当の僕』です。

 

 

 

今回のセトリを聞いてくださった皆様が、どう考察してくださるか、そもそも、ちゃんと意図を伝えられるような表現ができたかは正直自信がないのですが、少しでも、“『僕』という人間がどうなってしまったのか”が伝わっていたらいいなぁと願うばかりです。

 

ここで考えてきたものを全て解説しても良いのですが、それは少し野暮な気がするので…(笑)

制作のヒントとして取り入れたものを一つ、ご紹介させていただこうと思います。

 

 

 

週刊少年ジャンプに『めだかボックス』という西尾維新先生が原作の学園物バトル漫画が連載されていたことがあります。

 

その作品に球磨川禊(くまがわみそぎ)という胡散臭い男がいるのですが、その男が、主人公である黒神めだかに、「どんな人間でも、皆同じ人間で簡単に傷つけていいものではない。お前にはどうしてそれがわからないんだ」と訴えられた時、彼はこのような科白を返します。

 

 

『例えばの話だけどさぁ。「人生はプラスマイナスゼロだ」

 __って言う奴いるじゃん。

 エリートでも喜んだり悲しんだりするとか

 幸福な人間もそれ相応の大変な苦労を積み重ねているとか

 まぁ おおよそそんな意味で

 だから人間は平等だって言いたいんだと思うけど

 でも「人生はプラスマイナスゼロだ」っていう奴は

 決まってプラスの奴なんだ。

 

 幸せな奴だからそんな悟ったみたいな常套句が言えるんだよ

 少なくとも過負荷(ぼくたち)は

 プラス(いいこと)があったからって

 マイナス(やなこと)が帳消しだなんて思えたことはない』

 

 

ここに出てくる過負荷(ぼくたち)というのは、簡単に説明すると、作中様々な経験や理由を抱え、能力的にも、精神的にも人間と関わることに難を抱えた人間たちのことです。

 

この作品を読んだ当時はまだ小学生だったので、よく意味も解らないままに読んでいましたが、中学生になって読み返した時に心の靄が晴れたんです。

それまでは人の好意が受け入れられないことに罪悪感や嫌悪感を抱き、こんな人間では誰にも必要とされなくなってしまうと思っていたのですが、ポジティブなことを言ってる人間が必ずも正しいとは限らないんだと、ここで初めて気が付いたんです。

 

どうして人の話が心に響かないのか、語ってくる人間に嫌悪感を抱くのか、幸せな顔した人が憎いのか。

どうして僕はこんなに最低な人間なのか。

 

理由が解ると少し息ができる気がする。

受け入れられなかった自分を、開き直って受け入れることができる気がする。

 

 

 

まぁ、自分で受け入れられたところで、他人に受け入れられるわけじゃないのですが。

 

 

 

 

 

なんてね?

 

 

 

 

 

 

まぁ、そんなことをヒントにしながら、それなりに考えて曲やMCの組み立てを行ったわけなのですが。

 

 

 

 

 

すっごく緊張してました!!!!(笑)

 

 

 

自分でもどうしてあんなに緊張していたのかは謎なのですが、お店に着く前から既に緊張していて、リハで結構落ち着いたのですが、本番が始まった瞬間、また一気に緊張が戻ってきてお店に着いた時よりも緊張していました…。

原因ははっきりとはわかっていませんが、お客様との距離の近さや、自分が作ってきたものをやり切れるかという不安があったのかな…と思っています。

 

もう完全に体が緊張していて、全然重心が下に下がらなかったです(笑)

姿勢悪かった~~!!(笑)

息はできないわ、喉は詰まるわ、体は動かないわで、てんやわんや。

MCも頭が回らず、いっぱいいっぱいになりながらなんとか喋ったという感じです(笑)

 

後半は劇調にしていたので、科白を作ってそれをMCにしたのですが、緊張のあまり凄く早口で、録画を見て『もっとゆっくり喋っていいよ!!!(笑)」と叫んでしまいました(笑)

でも、劇調にするのは、今回の挑戦としてやってみたかった事だったので、取り入れられてよかったです。

 

最後に歌わせていただいた『夜咄ディセイブ』は”嘘つきが騙る(語る)、法螺咄の歌”だったのでどうしても胡散臭さを出したくて、歌い方にも色々な工夫を凝らしてみましたが、歌で遊びながら動きもつけてパフォーマンスをするって難しい…!!

練習でもかなり苦戦していましたが、本番では音がブレブレでもっと正確さを磨きたいな…と強く思った今日この頃です…。

 

 

 

といった感じでここには書いていないことも含めて、個人的には反省点がかなり多いLIVEになりましたが、お客様からは『かっこよかったです!』『とっても素敵でした』とお褒めの言葉を頂けたのが唯一の救いです。

 

また、主催の岩本さんからは『内に秘める表現にパワーがあるね』『スイッチの入る瞬間がとても魅力的だったよ』と、自分では気が付けていなかった部分を教えていただけて勉強にもなりました。

どうしても反省点に目が行きがちな僕ですが、良かった部分にも目を向けていけたらな…と思いました。

でもやっぱり悔しい~~~~~!!!!!(笑)

 

自身の出番終了後、急に謎の腹痛に襲われたのですが、岩本さんの歌を聞いたら痛みがゆっくり引いていきました。

ありがとうございます。い~い、薬です。

今回は僕の大好きな『ギターとスーツと台本と青春』も最後に歌っていただけてすっかり元気を取り戻しました✨

 

 

 

そして、今回音響を担当してくださった方にも大変お世話になりまして、『前回来てくれてましたよね』と声をかけてくださったり、終演後には『音響大丈夫でしたか?歌いづらさとかなかったですか?』とお気遣いを頂いて、とても嬉しかったです😊

リハの時も丁寧に音の調整やステージの備品設置をしてくださって、安心感が凄かったです。

最高のサポートの下で歌えたことは本当にありがたくて、次に立たせていただくときにはもっと良い歌を歌いたいなと思いました。

大宮 CITY LIGHTSさん、本当にありがとうございました🍀

 

 

 

終演後のオープンマイクでは、皆様素敵な歌を披露してくださって大変大盛り上がりのオープンマイクとなりました✨

冬の歌、クリスマスの歌をメインに、沢山の冬の歌を歌いつくしました!⛄🎤

皆様の歌を聴いていて僕もだんだん気分がよくなってきて、さっきの腹痛はどこへやら、ついにお酒に手を出しました(笑)

 

僭越ながら僕もオープンマイクに参加させていただきましたが、岩本さんと二人で歌わせていただいたT.M Revolutionさんの『WHITE BREATH』は最高に楽しかったです(笑)

後で録画を見たら、僕は完全にただの酔っぱらいでした(笑)

人前で酔っぱらうことはあまりないし、お酒は一杯しか飲んでいなかったのですが、それほどあの空間が楽しかったんだと思います😊

 

 

 

次回の予定は今の所まだ考えていませんが、またそう遠くないうちに皆様の前で歌えたらなと思っておりますので、その時はまた聴きに来ていただけたら嬉しいです。

寒い中、そして年末が近づくお忙しい中、ご来場いただきました皆様ありがとうございました✨

 

 

また、毎度のことながら長文のブログをここまでお読みいただきましてありがとうございます🍀

次回の更新でまたお会いいたしましょう🕊🕊

 

 

 

お越しいただいた皆様と一緒に📸

オープンマイクにもご参加いただいて素敵なお歌やお話をたくさん聴けました🎤✨

 

 

 

そしてまたまたセンスのいい差し入れ✨

この前、ここのお店の前を通りがかって気になってたけれど諦めたやつだったので本当に嬉しい😭✨

忙しいのに遠くから来てくれてありがとうな…!!

 

 

 

初めて食べた、ままどおる。

こちらも差し入れでいただきました✨

 

 

 

客席から、本番直前の一枚📸

ぎこちなさすぎるピーッス!()