【ジャンル】 アクション 91分
【制作国】 アメリカ 2009年
【キャスト】 ジョン・フー、ケリー・オーバートン、イアン・アンソニー・デイル
【監督】 ドワイト・リトル
【ストーリー】
×年、テロ戦争で全ての国の政府は崩壊、世界は8つの企業が支配していた。
そして彼らは毎年、武術トーナメントを開催することでその力を誇示していた。
8社の中でも最大なのは、大会で4年連続優勝している鉄拳コーポレーション。
すなわち、大会で優勝することこそが、世界の覇権を握ることに繋がるのだ。
それゆえ各企業は、こぞって並外れた力を持つ選手を大会に送りこんでくる。
だが、荒廃した町アンヴィルで暮らす風間仁にとって、そんなことは無縁な話。
盗品を売りながら、母と二人で貧しい日々を過している者にとっては別世界だ。
しかしある日、鉄拳コーポレーションの所有物を盗んだことから事態は一変。
三島一八が率いる鉄拳衆に家を襲撃され、母を殺されてしまう。
復讐に燃える風間仁は三島に近づくため、大会出場の決意をするのだが・・・。
【ダラダラ】☆☆
人気格闘ゲーム『鉄拳』を映画化した作品。
劇場公開されたときは、記録的なほど観客動員数が少なかったとか。
面白い面白くないという以前に、興味を持たれなかったのでしょうか。
というのも、他の格闘ゲームの実写映画に比べるとキャストは本格的。
マーシャル・ロウ役のカン・リーは、キックボクシングの元世界チャンピオン。
セルゲイ・ドラグノフ役のアントン・カサボフは、テコンドーの世界王者。
ブライアン・フューリー役のゲイリー・ダニエルズは、元キックボクサー。
ミゲル・ロホ役のロジャー・フエルタは、UFCの格闘家。
主人公を演じているジョン・フーもまだ若いとはいえ、俳優になる前は武道家を目指していて、数々の中国武術を修業した経歴の持ち主。
細身ではありますが、鍛えられた身体をしているし、腹筋も割れてます (゜□゜)
まあ、俳優としては無名だし、お世辞にも華があるとは言いがたいですが。。
それにキャストが本格的とはいっても、格闘シーンは細切れに撮って早回し。
ブルース・リーやジャッキー・チェンの映画のような本物の格闘アクションを見せてくれる映画がなくなったのは寂しいかぎりです・・・。
トーナメントでの格闘シーンは8試合あり。順番に羅列していくと、
①主人公vsマーシャル・ロウ ②レイヴンvsエディ・ゴルド
③主人公vsミゲル・ロホ ④クリスティ・モンテイロvsニーナ・ウィリアムズ
⑤主人公vs吉光 ⑥セルゲイ・ドラグノフvsブライアン・フューリー
⑦主人公vsブライアン・フューリー ⑧主人公vs三島一八
主人公である風間仁の試合は5試合ありますが、全て同じパターン(苦笑)
ボコボコにやられてダウンし、そこで師匠でもある母の言葉を思い出す。
例えば、「息がある限り闘うのよ!」、「相手の動きをよく見て!」等。
そして気力を振り絞って立ち上がり、反撃して勝利をおさめるという展開。
感動路線とはいえ、全ての試合を同じパターンにするのはいかがなものかと。
銃撃戦やラブシーン等も、こういった作品では全くもって不要です。
メインキャラ風間仁と三島一八は名前からもわかるとおり日本人という設定。
そのためか、非常にジャパニーズテイストな作品に仕上がっています。
舞台はアメリカなのに街のいたる所に日本語の看板があり、鉄拳衆と呼ばれる治安維持部隊は剣道の面のような防具をつけ、登場人物が日本語でセリフをしゃべるシーンもあります。
ちなみに一八は、父を追い落として自分がボスになろうと企んでいるのですが、
この父を演じているケイリー=ヒロユキ・タガワは、先日UPした『エレクトラ』
(2004年)でも息子にボスの座を狙われている父の役。(笑)
エンドクレジットのあと、この父がどうなったのかタネ明かしあり。


