映画ダラダラ感想


【ジャンル】 アクション 126分


【制作国】 アメリカ 2001年


【キャスト】 ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピット、キャサリン・マコーマック 


【監督】 トニー・スコット


【ストーリー】
CIAのベテラン工作員ミュアーは、あと1日で引退を迎える。
そんなとき、彼が訓練し育てあげたかつての部下ビショップが中国で逮捕され
24時間以内に処刑されるとの情報が入ってきた。
対中関係悪化を恐れたCIA上層部はビショップを見捨てようとするのだが・・・。


【ダラダラ】☆☆☆
主人公が敵地に潜入し派手なドンパチをくり拡げて任務を遂行する、
というのはスパイものでよくあるパターンですが、この作品はちょっと違います。
ロバート・レッドフォード演じる主人公ミュアーはその日で退職という立場。
CIAの建物から出た段階でタダの民間人となり、全ての権限を失います。
したがって米国のCIA本部にいながら、中国に捕まったビショップを救わなくてはならないのです。


ミュアーは指令だけだして、他の局員が現地に行けばいいのでは?
いやいや、CIAが組織として動くためには上層部の許可が必要。
そして上層部は、諸々の事情により救出には消極的なのです。
その壁をいかに崩すか。
ミュアーと上層部の駆け引きが、この作品の面白いところです。


ミュアーは、「スパイ活動はゲーム、ただし絶対に負けられないゲーム」
という信条のもと、任務を成功させるためにはどんな手でも使う男。
ビショップはそんなミュアーに振り回され、人生を狂わされたとも言えます。
結局ビショップはミュアーについていけなくなり二人の関係は切れるのですが、
それにも関わらず全てを捨ててもビショップを救おうとしたミュアーには
男の友情や師弟愛以上のものがあったのではないでしょうか。


いや、ホモとかそういうことではないですよ。
退職するにあたって過去の清算というか、償いというか、そういう感情が
あったのではないかなと思いました。