
税金の使い方は大きな問題になっていますね

社会保険庁や国土交通省のグローブやマッサージチェアにはまいりますね

一応、私も研究のために国から特別に委託を受けて税金を使わせていただいています。
ところが
その予算の執行については非常に厳しいのです


例えば、あくまで研究に関わる実験設備や消耗品に限定されています。
だから、グローブとかマッサージチェアなんてもってのほか
絶対買わせてくれません。

マッサージチェアを改造して実験するというならともかくでしょうが

まず、あり得ませんね。
それは税金なんだから当たり前だと思うでしょう

問題なのは、ここから…
もちろん、所管の省庁によって違いはありますが、現在契約しているところでは
主に事務用消耗品にあたる、プリンタのトナーや紙もダメだって言うんです

他に、オフィス系のソフトとかも…
ようは、各機関で準備しろと、
でも大学の研究室でそういった物を買えるお金は非常に少なくて、
書籍や出張であっという間に足りなくなります。
だから、外部資金を調達するんです。
そもそも、報告書の提出を要求しているのに、その報告書のためのソフトや紙やインクがダメだってどういう事でしょう?
今期の報告書も全部印刷すると5000ページくらい…小型のプリンタだとトナー丸々一本無くなります。
その費用は多く見積もっても2万円くらいでしょう。
そういったところをチマチマと指摘してお金は出せないと言うんです。
そのせいで、公にできない運用なんかもせざるを得ないわけで…
そのくせ、予算はきっちり消化しないとそれはそれで怒られる…
結果的に、買ったはいいけど使わない物も出てくるという悪循環は感じますね。
国土交通省のニュースを見ると、外には厳しく内には甘いって所でしょうか。
そもそも、予算通りに執行しなければ行けないという会計システムに問題があると思います。
予算は計画であって、必要なモノを揃えても多少の増減は絶対あるんですから

いっそ、無駄な物を買うくらいなら、翌年とかに繰り越して、
プロジェクト終了後に節約した残額に応じた報奨金を支給するとかして欲しいです。
そうすれば、担当者も合い見積もりをとったり一般入札をするモチベーションになりますから、
結果的に歳出削減に繋がると思うんですけどね。
(悪い人は、見積額を過大請求して最初の予算を大きくするかもしれませんけど)
余った分は、借金返済に充てるとか、年金の財源に還元するとか、健康保険に回すとか有効な使い道はいくらでもあるんですからね。
No.703