今日のニュースで、「日本がIWCからの脱退を検討」 という記事がありました。
国際捕鯨委員会(IWC)とは、簡単に言えば次のようなことを議論する国際委員会のようです。
『
・鯨が絶滅しないように国際ルールを作りましょう
・鯨の現状調査をしましょう
・鯨の生態や、捕鯨に関する研究
』
現在、73カ国が加盟しています。
元々は、シロナガスクジラやセミクジラといった鯨が乱獲により絶滅が危惧されたことから
鯨を保護しましょうということで始まったはずですが…
現在の調査によれば、長い捕鯨禁止のおかげで絶滅に瀕している鯨はほとんどいないとのことです。
なのに、未だに商業捕鯨が行えないというのは不思議な話ですね
そもそも、捕鯨反対国の言い分はよく分かりません。
1.絶滅の危機に瀕している
これは、長いこと捕鯨禁止になっていたこともあって解消されていますから、理由になってないです。
2.鯨は賢いから
牛や豚やマグロは賢くないから殺していいんでしょうか?
3.商業捕鯨が再開されると、乱獲で絶滅の危機になる
カニやマグロなんかも、漁獲量を制限して資源保護に努めているのに、鯨で出来ない理由がないと思いますが…
詳しい情報は報道されないから知りようがないですけど、鯨だけが他の漁業資源と別に扱われること自体変だと思います。
単純に、感情的なもので反対しているのと、利権が絡んで反対しているとしか思えないです
私は、適正な管理の下で商業捕鯨を解禁すべきだと思っています。
ちなみに、因果関係は証明されていないですが、最近「イワシ」が獲れないのは
鯨が増えすぎて、鯨に食べられているせいじゃないかと言われています。
昔は、イワシなんてタダでももらえたのに、今は100円/匹以上と高級魚の仲間入りですし…
それに日本にとって、鯨は文化だと思います。
例えば、鯨って美味しい下関に行ったときはフグよりも断然美味かった
美味しく食べるには、長い歴史の中で試行錯誤を繰り返して今のような調理法が完成したはずです。
だから、立派に食文化として成り立っていると思います。
食べる以外にも、昔から日本は鯨の使い方がうまくて、肉から骨まで全て余すことなく使っていました。
その証拠に、伝統芸能の道具に鯨の皮や髭や骨を使っているそうです。
まさに、鯨は日本の文化です
IWCに関しては、反捕鯨国の聞く耳持たない姿勢と
IWC脱退国が出ている現在の状況を鑑みれば、
日本の脱退も当然検討すべき話で、賛成です。