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 被災の三陸鉄道が再開1年 記念行事、餅まきに笑顔


 

  東日本大震災で被災し、昨春に全線再開した岩手県の三陸鉄道が5日、復旧1周年の記念行事を主要な4カ所の駅で開催した。小雨が降る中、沿線住民に加え、県内外から多くの鉄道ファンらが集まって晴れやかな笑顔で祝い、復興の進み具合を自らの目で確かめた。


  このうちNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台となった北リアス線・久慈駅は、駅名の表示を付け直して番組で登場した「北三陸駅」に“変身”。金野淳一運行本部長が「あの震災から4年。多くの方々の応援に心より感謝します」とあいさつし、職員らが餅まきをすると、子どもの歓声が上がった。



 反対派「沖縄の民意を聴け」 辺野古移設、怒りの拳突き上げる


 

  翁長雄志沖縄県知事が菅義偉官房長官との初会談で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する沖縄の民意を伝えた5日、会談が行われた那覇市のホテル周辺などには反対派の市民が集まり、「私たちの声を真剣に聴け」と叫びながら、怒りの拳を突き上げた。


  「辺野古移設を撤回せよ。無視は許さないぞ」。両氏の会談が始まる前の午前9時ごろ、ホテル周辺には野党の国会議員や県議、市民ら約300人が集結した。翁長氏を乗せた車が目の前を通ると「頑張れ、頑張れ、翁長」と大歓声が起き、翁長氏も車の窓を開け、手を挙げて応じた。



 ロト6めぐる詐欺容疑 指名手配の男を逮捕


 
  「ロト6の当せん番号を教える」とウソを言って2億円以上をだまし取ったとみられる詐欺グループのメンバーで、指名手配されていた32歳の男が警視庁に逮捕されました。
  逮捕されたのは塚本英之容疑者(32)で、神奈川県の女性(72)に電話をかけ、「ロト6の当せん番号を教えます」などとウソを言って、情報提供料の名目で450万円をだまし取った疑いがもたれています。
 
  塚本容疑者ら4人は2億3000万円をだまし取ったとみられる詐欺グループのメンバーで、指名手配されていました。
 
  塚本容疑者は5日午前、横浜市内のコインランドリーで寝込んでいるところを見つけられたということで、警視庁は、手配されているほかの3人についても行方を追っています。
 
  警視庁滝野川署 03-3940-0110
 (05日16:29)



 拉致被害者の蓮池薫さん、北朝鮮の姿勢に懸念


 
  拉致被害者の蓮池薫さんは、日朝協議について、「北朝鮮は、他の懸案で成果を出し、拉致問題を終わらせようとしているのでは」との懸念を示しました。
  「北朝鮮はどうやら、ごまかそうとしているんじゃないか」(蓮池薫さん)
 
  蓮池さんは講演で、北朝鮮が「日本人の遺骨問題など他の3つの分野で成果を出すことで、日本の世論を和らげ、拉致問題を終わらせようとしているのでは」と指摘しました。
 
  その上で蓮池さんは、「北朝鮮の経済特区のインフラ整備など、核開発に使われない支援のあり方を拉致問題解決のため考えるべきだ」と述べました。(05日17:00)



 旭川市で父親運転の車にひかれ1歳女児死亡


 
  5日午後1時40分ごろ、北海道旭川市豊岡4条6丁目の波多野貢司さんの自宅付近の路上で、波多野さんの次女で1歳の葵ちゃんが、波多野さんが運転する乗用車にひかれ、死亡しました。
  警察によりますと、家族4人で外出しようとした際、いったん車に乗った葵ちゃんが外に出たのに気づかずに波多野さんが車を発進させ、左前輪で葵ちゃんをひいたということです。(05日17:41)



 民家に女性遺体、胸に傷=交際相手、酒気帯びで逮捕―鹿児島


 

  鹿児島県鹿屋市の民家で4日、胸を刺された女性の遺体が見つかる事件があり、県警捜査1課などは5日、交際相手の無職の男(40)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕し、事件についても事情を知っている可能性があるとみて調べている。


  同課などによると、遺体は飲食店経営川野由香利さん(32)。交際相手の親族宅で4日午後4時20分ごろ、布団の中であおむけになって倒れているのを帰宅した親族が発見した。部屋着姿で、胸に刃物のようなもので刺された傷があった。


  親族宅は一家7人が住んでおり、川野さんも交際相手とともに出入りしていた。男は4日午後9時40分ごろ、霧島市福山町で自損事故を起こした。呼気から基準を超えるアルコールが検出された。



 北方領土に核兵器使用もありえる!? プーチン大統領、一転、強気姿勢の理由とは


 

  ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は最近、核兵器の使用をちらつかせている。3月15日に放映されたロシア国営テレビの特別番組「クリミア、祖国への道」のなかで、2014年2月ウクライナで親ロシア政権が崩壊し、親欧米派が政権を掌握した際、核兵器使用の準備をするようロシア軍に指示したことを明らかにした。


 

  また、共同通信によると、今年3月中旬に実施したロシア軍の大規模演習では、仮想敵が北極圏の島や北方領土を含む千島列島を攻撃し戦闘が起きた事態を仮定し、核兵器の限定的先制使用の可能性を想定していたことが、1日明らかになった。


 

  ロシアが核使用に積極的な姿勢を見せるようになったのはなぜなのか?


 

 ◆プーチン大統領の関心事は権力維持
 
  ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙は、プーチン大統領が、戦争の可能性を心配するよりも、自国の政治権力掌握のほうが気になるようだ、とみている。核で他国を威嚇するためではなく、国内権力を維持するために、核爆弾は必須なのだ、と論じた。
 
   
 
  英ガーディアンは、ウクライナでの戦闘に加え、失速する経済が背景にあると指摘。プーチン大統領は、ロシアの国際的影響力を確保するものとして、また、シンボルとして、核兵器の存在をより強調しようとしているのだという。一方で、モントレー国際大学の核不拡散問題専門家ジェフリー・ルイス氏は、大統領の核兵器使用の可能性を強調する姿勢は、ウクライナ、あるいはその他の隣国に対しての作戦に余裕を持たせるためのものだ、と述べた(ガーディアン)。


 

 ◆ロシアで噂される世界終末のシナリオ
 
  ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙は、ロシアで囁かれているという、ぞっとする世界滅亡の筋書きを紹介している。核爆弾を大西洋、太平洋の奥深くに着弾させ、それによって起きた津波でアメリカやヨーロッパを滅ぼすというものだ。同紙は、北大西洋条約機構(NATO)のロシア侵攻という妄想が、冷戦後聞かれなくなっていた默示録的思想を再び誕生させたのだ、と報じる。


 

  インターナショナル・ビジネス・タイムズ紙(IBT)が取り上げた、英紙「タイムズ」の記事によると、 3月半ば、ドイツで行われた米ロの2国間会談でも、ロシア側は、西欧諸国がクリミアをウクライナに戻そうとすれば、「核兵器の使用を含め、武力で応じるだろう」と、あらためて警告した。IBTは、エストニア、ラトビア、リトアニアにおいてNATO軍の存在が大きくなっていることが、ロシアの核使用の姿勢に影響している、と報じる。…



 第二十七回 売り手市場。再熱の予感


 第二十七回 売り手市場。再熱の予感

 最近、労働環境が改善しています。


 労働環境といっても、オフィスの椅子がよくなったとか、残業が減ってワークライフバランスが良くなったということではありません。むしろ、その辺りは悪化しているかも(笑)。というのは、労働市場が逼迫してきているからです。


求人のタイミング

 企業は、景気がよくなって売り上げが伸びてくると、まず今いるスタッフに残業させて生産量を増やそうとします。


 それで間に合わなくなると、パートタイムの人を増強して一時的に雇用を増やすようにします。正規労働者はコストが高いうえに、いざ景気が悪化したときにもおいそれとはクビに出来ず、生産縮小のための機動性に欠けるからです。


 ただ、パートの増員は人手の増強には役立ちますが、先端的な開発その他のスタッフとしては使いにくいでしょう。その辺の労働力も不足してきたり、パート市場が底をついてくると、仕方がないので正規労働者を増員します。


 その辺を確認するために、政府統計をみてみましょう。


 この図は、厚生労働省が発表している、有効求人倍率です。季節調整という補正をおこなった数値でみています。


第二十七回 売り手市場。再熱の予感
 有効求人倍率(出典/厚生労働省)
 
 有効求人倍率は、職安での求人と求職の比率を示したものです。求人が求職を上回ると1を越えてきます。例えばこの数値が2だとすると、二つの会社が一人の求職者を取り合うということになります。それは労働が売り手市場になるということです。

 過去、高度成長期の終わり頃や昭和末期のバブル経済の時期を除くと、だいたい上限が1.5くらいであることがわかります。現状で、その上限水準になっています。


 では、総務省の労働力調査で公表されている、完全失業率をみてみましょう。


第二十七回 売り手市場。再熱の予感
 完全失業率(出典/総務省)

 日本の失業率は、80年代から徐々に悪化傾向にありました。一時的に2000年のITバブルの頃に下がっていますが、ITバブルの崩壊に合わせるようにまた悪化しています。


 これは、労働力人口が増加するなかで、生産のオートメーション化や海外シフトが進んだこと、バブル崩壊後の長いバランスシート調整のなかで人員整理も進み、労働のミスマッチが悪化したことなど様々な理由が考えられます。


 さらに、2007年から2008年にかけて「サブプライムショック」「リーマンショック」「ユーロ危機」と続いた世界的な景気後退の悪影響もあり、2011年まで失業率は悪化の一途をたどっています。


 それが、2012年になって反転しました。…



 まるで魔法!? 影ができない高層ビルが建設可能か=ロンドン


 

  晴れる日が少なく、天候的にお世辞にも明るく爽やかなイメージとはいえないロンドン――。ちょっとでも日光を仰ぎたい市民にとって、陽を遮ってしまう高層ビルはあまり歓迎される存在ではない。だが近い将来、そんな不安を解消してくれる「No Shadow(日陰を作らない)」高層ビルが現れるかもしれないという。
 
 【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2015/04/post_6121.html】
 
 ■二つのビルの光を反射させ合い影をなくす
 
  注目を集めているのはシアトルに本拠を置く設計事務所「NBBJ」が提案しているアイデアだ。NBBJはグーグルやアマゾン、サムソン等のオフィスをはじめ世界中で数々の斬新なデザインの建築物を手がけており、毎回話題を集めることでも有名である。
 
  今回の設計ではコンピューターを駆使し、特別なアルゴリズムを用いて年間365日で日光がビルに差し込む角度を計算。向かい合う二つのビルの配置を工夫し、太陽光を利用してビル周囲の日陰面積を出来るだけ減少させる設計となっている。
 
  ふたつのビルの壁面は鏡になっており、互いに反射し合うことによって、陽の光が遮られずに地面まで届くという。そのため、ビルは独自のカーブを描くように計算されている。
 
  一番のポイントは光を拡散させる(乱反射させる)点で、以前ロンドンで起こった”高層ビルに反射した光が車を溶かしてしまう事故”などが起こる心配はないそうである。
 
 ■環境を考慮した建築物が将来の新名所に
 
  実は反射を利用した同様のコンセプト自体は新しいものではなく、2013年にはノルウェーの山の谷間にある、冬に日照時間の無くなってしまうリューカン村に太陽光を届けるプロジェクト(その際は巨大な反射鏡を山頂に設置)の成功例もある。
 
  今回、提案されたデザインは、現時点ではまだ具体的な計画ではなく、ロンドン郊外にある経度0度の「グリニッジ子午線」付近に建てることを想定して実験的に設計されたものだという。立地条件が変化する場合は微調整が必要かもしれないが、基本的には高層建築物全般に応用できるという。
 
  NBBJロンドンオフィスのデザインディレクター、クリスチャン・クープ氏は「例えばドバイのような暑い地域では、反射光をより少なくするようにビルの形状を変化させなければならないだろう」とインタビューに答えている。
 
  奇抜さや目新しさだけではない、環境を考慮した上質なデザインの建築物の数々。もし完成したら、現地の新しい名所となるに違いない。
 (文=Maria Rosas.S)



日本ハム・中田翔 バット叩きつけて悔しがった打球が満塁弾


日本ハムの主砲・中田翔内野手(25)が5日、オリックス戦(京セラ)でプロ2本目となる3号満塁本塁打を放った。


 2―1の5回、二死満塁のチャンスで3打席目を迎えた中田。相手先発のドラフト1位ルーキー・山崎の甘く入った内角135キロ直球をうまくさばくと、打球は左翼席最前列に飛び込んだ。


 プロ通算109号は、昨年7月25日の楽天戦(コボスタ宮城)以来となる自身2度目のグランドスラムとなった。


「打った瞬間レフトフライだと思った」と思わずバットを叩きつけてしまった中田は「うん、“風に乗った”ね。さすがに満塁の機会を3度も逃したら流れを持っていかれるからね。良い一発だった」と予想外の一発にご機嫌だった。