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 羽生、来季は「理想的な構成に」 国別対抗から一夜明け


 

 


 エキシビションで演技する羽生結弦(19日、国立代々木競技場)=共同


  フィギュアスケートの世界国別対抗戦で3位だった日本代表が、今季最終戦から一夜明けた19日、東京・国立代々木競技場で取材に応じ、男子の羽生結弦(ANA)は来季のショートプログラム(SP)で得点アップが望める演技後半に4回転トーループを跳び、フリーは4回転を3つ組み込む高難度の構成に再挑戦する考えを示した。


  中国杯での激突事故後、SPは演技前半、フリーでは2つにとどめざるを得なかったため「理想的な構成に組んでいきたい」と意欲を示した。


  この日のエキシビションで羽生は昨季のSP「パリの散歩道」を滑り、4回転を含めた完璧な演技で大喝采を浴びた。フィナーレでは4回転ループからトリプルアクセル(3回転半)を成功させた。


  女子の宮原知子(大阪・関大高)は「大きな試合で(実力を)出せるようになってきた」と話し、現役続行を決意した村上佳菜子(中京大)は「今季苦しんだ分、来季はいい思いができるようにしたい」と誓った。〔共同〕



 [ザ・トライブ]ヤナ・ノヴィコヴァさんに聞く ろうの役者として「いろんな役に挑戦したい」


 

 「ザ・トライブ」で映画に初出演したヤナ・ノヴィコヴァさん


  登場人物すべてがろう者であり、せりふは手話のみによって構成され、しかも全編にわたり字幕なし、吹き替えも存在しないという前代未聞の映画「ザ・トライブ」(ミロスラブ・スラボシュピツキー監督)が18日に公開された。この野心的な作品は、2014年のカンヌ国際映画祭で批評家週間グランプリを含む3賞を獲得したほか、各国の映画祭で30以上の賞を受賞。ヒロインを演じたヤナ・ノヴィコヴァさんは一躍注目の人となった。ヤナさんは、今作が映画デビュー作というだけでなく、演技そのものが初体験だという。過激なラブシーンにも臆することなく挑んだヤナさんに、撮影の裏話や女優を志したきっかけ、さらに今後の抱負を聞いた。


  ◇「自分とはまったく違うキャラクター」


  故郷ベラルーシ共和国からドバイを経て、14時間かけて日本にやって来たヤナさん。長旅でしたねと声をかけると、ぐったりと肩を落とすしぐさでちゃめっ気のあるところを見せる。今回の取材は、ヤナさんが使う国際手話が分かる日本人のろう者が日本語手話に訳し、それを日本語手話の分かる日本人健常者が言葉で伝えるという形で行われた。


  映画「ザ・トライブ」は、ウクライナのろう者の寄宿学校が舞台だ。そこには売春や犯罪などを行う悪の組織=トライブ(族)によるヒエラルキー(階層)が形成されており、転校してきたセルゲイ(グレゴリー・フェセンコさん)は入学早々彼らの洗礼を受け犯罪に関わるようになる。やがて組織の中で頭角を現していくセルゲイ。ヤナさんが演じるのは、セルゲイが好意を持ってしまうリーダーの愛人アナだ。


  「非常に大変な仕事でした」と切り出したヤナさんは、アナという人物について「イタリアに行きたいという夢を持っている。そのお金を得るために売春をする。いつも売春することだけを考え、友達ともあまり付き合わず、自分だけの世界を持っている」と説明する。それはヤナさんにとって、「自分の性格とは全く違う」人物像だった。そのため、「まず自分自身を取り払って、新しいキャラクターを入れることが大変でした」と振り返る。


  ◇「バケツ1杯分」の涙を流した堕胎シーン


  もちろんヤナさんには売春の経験はないことから「売春をする人の気持ちをつかむ」ために、多くの本を読んだり、「アデル、ブルーは熱い色」(2013年)や「魚と寝る女」(2000年)といった性描写がある多くの作品を見た。また、「聞こえる人、聞こえない人の関係なく、街に立っている女性たちを観察した」という。


  一番大変だった堕胎シーンでは、「私自身経験はありませんから、どういう痛みなのか、どこが痛むのか、顔の表情は? 泣くのかどうなのか。そうしたことを経験した人たちに聞き」、演技に役立てていった。監督からは「(演じるのは)難しいのではないか」と言われたそうだが、「大丈夫です」と受けて立った。そして、専門の病院に行き、方法を詳しく聞き、そのシーンの表情を自撮りした映像を専門家に見てもらったところ、「経験があるような表情だと言われたので、これでいいんだと自信がつき」、さらに練習を重ね本番の撮影に臨んだという。撮影には8時間を要した。「バケツ1杯分くらい泣きました。でも一番大切なことは、映画を見ている人に同じ痛みを感じてもらうこと。ですから自分が持っている力をすべて出し切って演じました」と胸を張った。


  ◇7キロの減量と恋人との別れ


  6歳の頃、家のテレビで「タイタニック」(1997年)を見てケイト・ウィンスレットさんの演技に魅了され、女優を夢見るようになった。しかし両親からは「ろう者だから女優は無理」と言われ、母の勧めに従って絵画を習った。それでも夢を捨て切れず、聴覚障害児のための全寮制の学校ではパントマイムやダンスを習った。卒業後は、一旦は地元の工業学校に入学したが、「やっぱり女優をやりたい。可能性を広げたい」と1年で辞め、ウクライナのキエフに向かった。キエフ・シアター・アカデミーが運営している劇団が、当時ろう者の役者を追加募集しており、そのオーディションを受けるためだった。「ろう者といえば、男性ならエンジニア、女性なら洋裁、そういった手に職をつけるための学校はあります。健常者はいろんな仕事の選択肢があるのに、ろう者は限られている。それが悔しかった」と当時の思いを語るヤナさん。しかし残念ながらオーディションは不合格だった。ところが、たまたま今作のためにろう者の役者を探すためにオーディション会場に来ていたスラボシュピツキー監督の目に留まり、道が開けた。


  出演が決まったヤナさんは、「ぽっちゃりめ」の体形を変えるために、野菜やフルーツ中心の食事に切り替え、運動をし、体重を7キロ落とした。また結婚を考えていた恋人とも別れた。その決断に悔いはない。「人それぞれだと思いますが、やはり女性は仕事を大事にする必要があると私は思います。恋人とのことや、その人と別れるといろいろあるけれど、自分の仕事に影響があっては困るわけです。私は映画を選びました。私は、次々と新しい映画に出て、いい仕事をしていきたと思っています。もし恋人ができたら、いつかその人を頼ってしまうでしょう。頼るともう、映画の仕事は続けられません。ですから今は、映画の仕事を続けることが第一で、“彼氏”は2番目になるということなのです」と熱く語る。


  今作の日本での公開を、「本当にうれしいです」と顔をほころばせる。その上で日本の観客には、「この映画にはすごく強いメッセージがあります。若い人は壁にぶつかったり、閉塞感があったりすると思いますが、それを打ち破って、自分自身を解放して元気になってもらいたい、そういう刺激を与えられる映画になってほしい」と願っている。そして、「この映画には、音もなければ声もない、字幕もありません。声が聞こえれば下を向いてスマホをちょっといじることもできますが(笑い)、今回は集中して見なければいけません。でも、そうさせるパワーがある映画だと思います。最初から最後までを見て初めて、すべての流れが分かり、それによってメッセージが伝わるのです。ですからぜひ最初から最後までをしっかりと見てほしいですね」と力を込めた。


  今回が初来日。うなぎやすしを堪能し、明治神宮を散策したという。時間がなく東京だけの滞在となったが、訪れてみたいのは「歴史的な街」の京都だという。そんなヤナさんに今後の抱負を聞くと、「いろんな映画に出て、いろんな役に挑戦したい。それだけでなく、将来的には自分で映画を作ることを考えています」と目を輝かせた。映画は18日から渋谷ユーロスペース(東京都渋谷区)ほか全国で順次公開。


  <プロフィル>


  1993年、ベラルーシ共和国のホメリに近い村で生まれる。生後2週間で病気のために聴覚を失う。聴覚障害児のための全寮制の学校で学び、卒業後、ホメリに出て工業学校に入るが1年で退学。キエフ・シアター・アカデミーの劇団「レインボー」のろう者の役者の追加募集に応募するが不合格だったものの、ミロスラヴ・スラポシュピツキー監督の目にとまり、今作に出演を果たす。


  (取材・文・撮影/りんたいこ)


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 西武鉄道の車両・列車 (2) 30000系、池袋線100周年のヘッドマーク掲出


 

 西武鉄道の主要路線、池袋線の池袋~飯能間は1915(大正4)年4月15日に開業。今年で開業100周年を迎えた。4月12日には池袋駅で記念セレモニーが開催され、池袋~飯能間で「池袋線開業100周年記念ヘッドマーク」を掲げた臨時電車が運行された。


 「池袋線開業100周年記念ヘッドマーク」を掲出した30000系30101編成


 この臨時電車に使用されたのは、「スマイルトレイン」の愛称を持つ30000系で初めて10両固定編成での投入となった30101編成。先頭車は前面のヘッドマークのほか、側面に池袋線の旧駅舎・旧車両をデザインしたラッピングも施されている。同編成は4月12日以降の100日間にわたり、この特別デザインで池袋線を運行する予定だという。



 原口と大迫&長澤の対戦はドロー決着…地元メディアは軒並み低評価


 

 ヘルタ戦に出場したFW大迫勇也(右)[写真]=Bongarts/Getty Images


  ドイツの地元メディアは、ブンデスリーガ第29節における日本人選手の採点と寸評を発表した。
 
  MF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは、日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンと対戦。原口、大迫、長澤が先発出場した試合は、両者譲らずスコアレスドローに終わった。大迫については「どれだけ競り合いに強いかということを示した」としながらも採点は伸びず。その他の日本人選手にも低評価の採点がつけられる結果となった。
 
  採点と寸評がついた日本人選手は以下のとおり(最高点1、最低点6)。
 
 ■大迫勇也(ケルン)
 対ヘルタ・ベルリン戦(0-0△)フル出場
 『EXPRESS』
 採点:4
 寸評:大迫からボールを奪うことがいかに難しく、そして彼がどれだけ競り合いに強いかということを示した。だが結果には繋がらず。
 
 『Kölner Stadt-Anzeiger』
 採点:4
 寸評:中盤とサイドからのサポートが少なかった。献身的に走った。
 
 ■長澤和輝(ケルン)
 対ヘルタ・ベルリン戦(0-0△)先発出場、62分交代
 『EXPRESS』
 採点:4
 寸評:前線への動きがほとんどなく、守備ではミスがあり、非力だった。パワーがまだ足りない。
 
 『Kölner Stadt-Anzeiger』
 採点:4.5
 寸評:前半は左サイドでほとんど試合に絡めず。後半に入っても調子は上がらず、62分にベンチに下げられた。
 
 ■原口元気(ヘルタ・ベルリン)
 対ケルン戦(0-0△)フル出場
 『Sportal.de』
 採点:3
 寸評:試合開始時のポジションは左サイドだったが、孤立することが多く、パル・ダルダイ監督は前半のうちにフォーメーションを変更。ニコ・シュルツとポジションチェンジをする場面が増えたことで、ヘルタの攻撃が若干ではあるが相手にとって予測しにくいものになった。後半に見せた中央への突破は、やや自己中心的だった。そこで、サロモン・カルーにパスを出すのではなく、自らシュートを打つべきだった。
 
 ■清武弘嗣(ハノーファー)
 対レヴァークーゼン戦(0-4●)フル出場
 『Sportal.de』
 採点:4.5
 寸評:疑いようのない彼のポテンシャルを、この試合でも出しきれず。終盤のシュートは、ハノーファーにとってほぼ唯一といえるチャンスだったが、それ以外は攻撃にアクセントを与えられなかった。清武が不用意にユリアン・ブラントにボールを奪われたところから、ハノーファーは3点目を失った。
 
 ■酒井宏(ハノーファー)
 対戦レヴァークーゼン戦(0-4●)フル出場
 『Sportal.de』
 採点:4
 寸評:右サイドで攻撃のスイッチを入れようとすることもあったが、レヴァークーゼンのディフェンスに大きな脅威を与えることはできなかった。その間にボールを失う場面も多かった。ただ、競り合いでの勝率約60パーセントはまずまず。
 
 


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 ケルン大迫、チームの課題挙げる「同じ意識でサッカーをしないと」


 

 2試合連続先発出場を果たした大迫勇也 [写真]=Bongarts/Getty Images


  ブンデスリーガ第29節が18日に行われ、ヘルタ・ベルリンとケルンが対戦。ヘルタ・ベルリンは原口元気、ケルンは大迫勇也と長澤和輝が先発出場し、試合はスコアレスドローに終わった。試合後、大迫が記者団の取材に応じている。
 
  2戦連続で先発出場となった大迫は、徐々にコンディションが上がってきていると言い、「今日はまだボール触る回数が少なかったんで、これを増やすことが課題かなと思います」と振り返った。
 
  チームは守備に追われる時間が多い中、手堅く勝ち点1を手にした。大迫は「もうちょっとみんなで前に行くべきだった」といい、さらにはチームとしての課題も口にした。
 
 「何よりチームでまず同じ意識でサッカーをしないと。パスをつなぐところとつながないところ、守備でいくところといかないところ。単純なことですけど、それができるチームはしっかりと安定していいサッカーができると思う」とし、チーム内での意思統一の重要性を説いている。
 
  なお、ケルンは次節、ホームでレヴァークーゼンと対戦する。
 
 


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 マラガ戦で今季リーガ10点目を獲得…ハメス「最後まで戦い続ける」


 

 マラガ戦でゴールを決めたレアルのJ・ロドリゲス [写真]=Getty Images


  リーガ・エスパニョーラ第32節が18日に行われ、レアル・マドリードはマラガと対戦し、3-1で勝利を収めた。同試合でゴールを決めたコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが試合後にコメントしている。クラブ公式サイトが同日に伝えた。
 
  J・ロドリゲスは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとのワンツーから、チーム2点目となるゴールを獲得。今シーズンのリーグ戦で10得点目となった。
 
  試合後、J・ロドリゲスは「試合をコントロールし勝利できた。とても重要なことだね。今日の試合のように、勝利するためには苦しむこともある」と振り返ると、「リーガの最後の試合まで戦い続けるよ」とシーズンも終盤となったリーグ戦を見据えた。
 
  また、同試合で負傷交代したクロアチア代表MFルカ・モドリッチについては、「彼の負傷は心配だね。チャンピオンズリーグや残りの試合でプレーできることを祈っている。彼はチームに多くをもたらしてくれる、トッププレイヤーだからね」とコメント。
 
  レアル・マドリードは、22日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝セカンドレグ、アトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”を控えている。J・ロドリゲスは、「アトレティコ戦では全選手が出場可能の状態になることを願っている。彼ら(アトレティコ)との対戦はタフなものだ。試合に完全に集中しなければならない。また、トップを目指すなら、ファンのスタジアムでの応援も欠かせない」と、意気込みを語った。
 
 


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 “シルバーコレクター”脱出の菊地絵理香「ハイスコアの試合で勝てる選手に」


 

 平均パット数2位と好調なパットで初優勝を手にした菊地絵理香 KKT杯バンテリンレディスオープン(2015)(最終日) 写真・村上航
 


KKT杯バンテリンレディスオープン(4月17~19日、熊本県・熊本空港CC、6452ヤード、パー72)
 
  大会初日から3日間、トップを守り、通算9アンダーで悲願の初制覇を完全優勝で飾った菊地絵理香。
 
  プロ8年目にして手にしたタイトルに、優勝スピーチでは涙で言葉を詰まらせていた。それほど、菊地には勝つまでが長かった。
 
 「優勝することを意識せずにプレーしようと心掛けました。とにかく今日は落ち着いてプレーすることができました」
 
  最終日は2位の若林舞衣子と2打差だったが、
 
 「この差はあってないようなもの」
 
  と気を引き締めて臨んだ。
 
  追われる展開で出だしは固かったように見えた。2番(パー4)をボギーとするも、続く4番、9番のパー5をバーディとして息を吹き返した。バックナインでも3バーディ、1ボギーと焦ることなく着実にスコアを伸ばした。
 
  途中、イ ボミが8バーディ、3ボギーの67で一気に追い上げたが、菊地は自分のプレーに集中して、最後は逃げ切った。完全優勝は成長の証とも言えるだろう。
 
 “シルバーコレクター”――。スポーツの世界において、あと一歩で優勝を逃し2~3位が多い選手のことを指す表現だが、菊地がそれに当てはまる。
 
  2013年の日本女子オープンでは最終日に一時首位に立つも、宮里美香に敗れて2位タイ。14年のNEC軽井沢72ではイ ボミに、富士通レディースではアン ソンジュとのプレーオフに敗れている。
 
  また2位になるのでは、という不安がなかったわけではない。だが、今大会だけは自信があった。
 
 「今回が一番チャンスがあると思っていましたし、スコアが伸びないなかで、どれだけ耐えるゴルフをするのかという意味では自分にとっては有利だと思っていました」
 
  勝因はアプローチとパッティングがよくなったことと分析する。
 
 「特にパッティングは絶対に入れたいときでも、最初から最後までタッチを変えないことを徹底しています」
 
  現に部門別ランキングの平均パット数は1.7595で2位。パットが菊地の好調の要因であるのは間違いないようだ。
 
  これで賞金ランキング1位となり、全米女子オープンの予選にも挑戦するという。
 
 「賞金女王もいつかは取りたいと思っています。ただ、今はもっと技術を高めて、何勝もできる選手にならないといけない。そこまではまだまだです。これからは、ハイスコアが出るトーナメントで優勝できるようになりたい」
 
  初優勝で得た自信を糧に、ツアー2勝目も狙っていく。
 
 文・キム ミョンウ
 
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 ケルンとドローも手応えつかむ原口「一対一で勝てるようになってきた」


 

 ケルン戦に先発出場した原口元気(右) [写真]=Bongarts/Getty Images


  ブンデスリーガ第29節が18日に行われ、ヘルタ・ベルリンとケルンが対戦。ヘルタ・ベルリンは原口元気、ケルンは大迫勇也と長澤和輝が先発出場し、試合はスコアレスドローに終わった。試合後、原口が記者団の取材に応じている。
 
  前線からアグレッシブにボールを追いかけたり、持ち味であるドリブルを仕掛けるシーンを何度も作り出していた原口。
 
  試合を振り返り、「(監督から)今日はホームなので前からプレッシャーをかけていこうということだったので、心掛けていました。僕がボールを持ったら、監督もチームメートも、ドリブルでボールを前に運んでいくことを求めている。そういうシーンは何度か作れたんじゃないかと思いますけど」と、好感触をつかんだ一方で、「悪くはなかったと思うんですけど、結果を残したかった」と悔しさを表した。
 
  リーグ前半戦はけがの影響もあり、出場機会に恵まれなかったが、後半戦は徐々に出場数を増やしている。
 
  原口は「一番変わったのはフィジカル的に追いついてきたこと。前半戦はけがをしたのもあって、一対一のシーンで負けてしまうことが多かったですけど、練習やトレーニングで意識することによって、だんだんブンデスでも一対一の球際に勝てるようになってきたし、ドリブルでも抜ききれるシーンが多くなってきたので、手応えをつかんでいます」と話し、さらにレベルアップするために「それをゴール前でやること。中盤やサイドでの一対一は勝てるようになってきたので」と、新たな課題を挙げた。
 
  次節は敵地で首位を独走中のバイエルンと対戦する。
 
  原口は「強いのは間違いないですけど、僕たちもポイント取らないといけないし、僕自身も勝てないなんて思ってないで、強気でいきたいなと思います」と述べ、「ボールを持たれる時間が多いので大変なのかなと思いますけど、DFラインは高いので、その裏に走っていけたらいいなと思います」と、試合をイメージしている。
 
  
 


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アップルウオッチ、「グランス・ジャーナリズム」を切り開くか


【AFP=時事】数百万個売れると予想されている米アップル(Apple)の腕時計型端末「アップルウオッチ(Apple Watch)」の発売が近づき、各ニュース会社はその極めて小さな画面の一部に溶け込むための努力を続けている。


「フェイスブック新聞」に脅かされる報道業界


 ニュース・ビジネスの世界では「グランス・ジャーナリズム」という言葉が生まれている。「グランス」とは「ちらりと見る」という意味だ。身に着けて使う「ウェアラブル端末」をリードするとみられているアップルウオッチは、デジタル時代に読者とつながりを持とうとするニュース業界の新しい可能性を広げるデバイスになるものと期待されている。


 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は、同社のアップルウオッチ用アプリは「3つの大陸にいる編集者たち」が最新のニュースを伝える「報道の新しい形」を提示するとしている。記事をアップルウオッチからiPhoneやiPadに移して読むことも可能だという。


 一方ヤフー(Yahoo)は、主なニュースの要約を1時間ごとに更新するニュース・ダイジェスト、スポーツニュース、天気予報、そして香港(Hong Kong)に特化したニュースを伝えるアップルウオッチ用アプリ4種を提供する予定。CNNと米公共ラジオのナショナル・パブリック・ラジオ(National Public Radio)もアップルウオッチ用のアプリを提供しており、他社もこれに追随すると予測されている。


 メディア専門家の間では、新しいテクノロジーによって消費者に提供される短いニュースが増えるとみられている。


 国際メディアコンサルタント企業ガルシア・メディア(Garcia Media)のコンサルタントで、メディアの専門教育研究機関ポインター・インスティチュート(Poynter Institute)の教員も務めるマリオ・ガルシア(Mario Garcia)氏は自身のブログで、「私たちは今、『アット・ア・グランス・ジャーナリズム(ちらりと見るジャーナリズム)』の時代に入ろうとしている」と述べた。


 デンマークのオーフス大学(Arhus University)と共にスマートフォン向けニュースの研究プロジェクトにも参加しているガルシア氏は、アップルウオッチが提起する新しい可能性に「興味をかき立てられている」と言う。


 ガルシア氏は、「混雑したニューヨークの地下鉄でiPhoneを取り出すより腕時計をちらりと見る方が簡単だ。人々は時計でニュースの見出しをちらりと見て、どの記事を読むか決めるようになると予測している」と語った。


■腕時計型端末で全文を読む? 


 南カリフォルニア大学(University of Southern California)でモバイルジャーナリズムを教えているロバート・ヘルナンデス(Robert Hernandez)氏は、ウェアラブル端末の台頭により、「迅速で、一人一人にカスタム化でき、常にオンの状態の」ニュースメディアの新しいプラットフォームが登場したと言う。ヘルナンデス氏はAFPに対し、「アップルウオッチのおかげでより迅速に情報にアクセスできるようになる」と語り、ニュース会社にとってこの変化は「人間の体の一部になる新しい機会」だと述べた。


 ヘルナンデス氏は、「ツイッター(Twitter)が登場した時『140字でジャーナリズムなどできない』と言われたものだが、今や不可欠なツールになっている」と指摘し、報道各社はいずれスマートウオッチの最適な活用法を見つけ出すだろうとの見方を示した。


 スマートフォンとタブレット端末向けにニュースアプリを提供している仏企業ニュースリパブリック(News Republic)の最高経営責任者(CEO)で、米サンフランシスコ(San Francisco)を拠点に活動しているジル・レモン(Gilles Raymond)氏は、スマートウオッチは各種のニュース源の中で重要な地位を占めるようになるだろうと述べ、アップルウオッチはその大きな試金石になると語った。


「ニュース速報には誰もがすぐにアクセスしたいだろう。その点で時計は理想的なツールだ」と言うレモン氏は、スマートフォンやタブレットを1日100回見ている人がアップルウオッチを身に着ければ1日に300~500回見るようになると予想。「習慣性は極めて高いだろう」と指摘した。


 レモン氏は、今のところスマートウオッチで見られるニュースは限定されているが、ニュース企業やニュースアプリは本格的にアップルウオッチに対応しようとしていると言う。


「問題は、人々がアップルウオッチで記事の冒頭だけを読んで続きはスマートフォンで読むのか、アップルウオッチで記事全文を読むのかだ。どちらのシナリオにも実現する可能性はあるが、腕時計(型端末)で全文を読むのが一般的になるのではないかと私は思っている」とレモン氏は語った。


 さらにレモン氏は、ニュース企業は小さな画面で見やすいコンテンツを開発しなければならないが、そうすることで「読者との関係を築く新しい方法」を手にすることができるかもしれないとの考えを示した。


■装置の特性に合った配信方法を


 ニュース企業の側は、短いニュースやニュース速報を邪魔にならないように読者に届ける方法を開発する必要がある。


 米シカゴ(Chicago)の元新聞編集者で現在はデジタルメディア・コンサルタントとして活動しているアラン・マター(Alan Mutter)氏は、「こういった極めて小さい画面は、スマートフォンに付いている画面の単なる延長線上にはない。消費者がこの装置をどのように使うのか、そして、どうすれば価値あることを提供できるのか良く考えなければならない」と語り、ニュース企業はスマートウオッチのような新しい装置の使い方をクリエイティブに考えなければならないと述べた。


 マター氏は、新着ニュースがあると知らせる振動がひっきりなしに続くようでは煩わしいだろうから、ニュース企業は読者にとってバランスのとれた通知方法を見出す必要があると指摘し、「毎正時に記事の見出しだけを送る機能や、ニュースの要旨を音声で聴くことができる機能などが良いかもしれない。ニュース企業はメディアに合ったコンテンツを作る必要がある」と述べた。


 さらにマター氏は、伝統的なニュース企業がインターネットへの展開に失敗した事例も多いが、モバイル端末やスマートウオッチの出現とともに新たなチャンスが到来したと指摘し、「(ニュース企業は)モバイル端末は単に情報を受けるだけの装置ではないことを理解し、モバイル端末でのプレゼンスを開発していく必要がある。モバイルにきちんと対応できれば、アップルウオッチでも成功できるはずだ」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News



 目からウロコ! 意外にも「ズケズケ女子」が男子に人気な理由って?


 思ったことをはっきりと言わない消極的なタイプの女性と、何でも口に出してしまう積極的なタイプの女性。男性としてはどちらのほうが付き合いやすいのでしょうか。今回は、「控えめ女子」と「ズケズケ女子」どちらがモテるのか男性の本音を探ってみました。
 
 ■積極的な「ズケズケ女子」のほうが楽しそう
 
 ・「物事をポジティブに考えて、行動することができる。計画力・企画力もありそう」(38歳/情報・IT/技術職)
 
 ・「自分のことを好きでいてくれていることを実感できるから」(32歳/小売店/事務系専門職)
 
 ・「積極的な女性のほうがノリがよさそうで、楽しいと思うから」(32歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
 
 ・「すぐに打ち解けそうだから」(27歳/電力・ガス・石油/事務系専門職)
 
 ノリがよくて行動力もありそうな「ズケズケ」タイプの女子なら一緒にいて楽しめそうという男性も。思ったことを口にしてくれれば自分に対する愛情も確認しやすいですね。
 
 ■自分が消極的だから「ズケズケ女子」のほうがバランスが取れる
 
 ・「自分はあまり積極派ではないので、バランスが取れると思うから」(29歳/機械・精密機器/技術職)
 
 ・「リードしてもらいたい」(30歳/電機/技術職)
 
 男性の方がどちらかというと消極的な場合、女性が積極的なくらいの方がバランスがよさそう。女性にリードしてもらいたいという男性には「ズケズケ女子」の人気は高そうですね。
 
 ■かわいくて守ってあげたくなる「控えめ女子」が好き
 
 ・「消極的だとこの人、守ってあげたいなぁ~って思えるから」(27歳/自動車関連/技術職)
 
 ・「かわいらしいと思える」(36歳/運輸・倉庫/その他)
 
 ・「奥ゆかしくていい」(36歳/機械・精密機器/販売職・サービス系)
 
 どこか頼りなさ気で守ってあげたくなる「控えめ女子」。奥ゆかしくてかわいらしいので、そういうところが男性ウケのいい秘密かもしれませんね。
 
 ■男がリードしやすいのは「控えめ女子」
 
 ・「こちらからグイグイ押したいから。相手に来られても、こっちに気がなければうるさいだけ」(36歳/機械・精密機器/営業職)
 
 ・「自分がリードしたいから」(32歳/学校・教育関連/専門職)
 
 男性として、女性をリードしたいと思っている人は「控えめ女子」のほうが付き合いやすいと思うようです。グイグイ押して、彼女の気を引くというのも男性にとっては楽しいのでしょうね。
 
 女性らしさで言えば「消極的な控えめ女子」のほうがモテそうですが、付き合うとなると一緒にいて楽しい「積極的なズケズケ女子」も男性には人気のよう。でも、いくらズケズケがいいといっても相手を傷つけるような配慮のない言葉は禁物。気配りのできるズケズケ女子を目指すのがよさそうですね。
 
 (ファナティック)
 
 ※画像は本文と関係ありません
 
 ※マイナビウーマン調べ(2015年4月2日~16日にWebアンケート。有効回答数104件。22歳~39歳の社会人男性)