大阪桐蔭の裏金づくり、前校長が主導 | 国際そのほか速

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 大阪桐蔭の裏金づくり、前校長が主導


 
  5億円を超える裏金が発覚した大阪桐蔭中学・高校で、裏金づくりは学校の実質的な創始者である前校長が主導していたことがわかりました。
  「誠に申し訳なく思っております」(大阪桐蔭の会見 25日午後)
 
  大阪桐蔭は、保護者から預かった教材費などの一部を裏金として不正に流用していて、調査した第三者委員会は、裏金は総額5億円を超えるとしています。
 
  また、裏金づくりは20年以上前から始まり、学校の創設時からおよそ30年間、トップの地位にあった前校長(74)が、主導していたということです。学校関係者は前校長について「学内で絶対的な存在で、誰も逆らえなかった」と話しています。前校長は2年前に退任しましたが、裏金から給与として毎月50万円が振り込まれ、職員ではない自らの娘には学校内の個室が与えられ、毎月30万円の給与が支払われていました。
 
  大阪桐蔭側は調査報告を受け、前校長に着服の疑いがあるとして、業務上横領容疑で刑事告訴を検討するということです。(26日11:43)