不法残留外国人の数増加に転じる 昨年まで21年連続減少 | 国際そのほか速

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 不法残留外国人の数増加に転じる 昨年まで21年連続減少


 

  法務省入国管理局は20日、在留期限を過ぎても日本から出国しない不法残留外国人の数が1月1日現在で6万7人となり、昨年より946人増えたと発表した。1994年以降は21年連続で減り続けていた。


  入管の担当者は「技能実習制度で来日した後で行方不明になるケースが増えるなどしたためではないか」と話している。


  国・地域別では、韓国が最多の1万3634人(前年比4・2%減)。中国8647人(同4・7%増)、タイ5277人(同20・2%増)と続いた。増加が目立ったベトナムは2453人(同66・8%増)だった。