*05:22JST 3月18日のNY為替概況
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、121円21銭から119円30銭まで下落して、119円75銭で引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文で「忍耐強いpatient」との文言を削除したものの、経済やインフレ、FF金利誘導目標見通しを下方修正したため早期利上げ観測が後退しドル売りが加速。また、イエレンFRB議長が会見で「輸出鈍化の一因」とドル高に言及したためドル売りにさらに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.0589ドルから1.1037ドルへ上昇して1.0925ドルで引けた。スウェーデン中銀による利下げと量的緩和(QE)拡大を受けたユーロ・クローネに絡んだユーロ買いや連邦公開市場委員会(FOMC)を受けた米国債券利回りの低下に伴うドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・円は、株高に連れ128円27銭から131円73銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.4636ドルから1.5166ドルへ上昇した。
ドル・スイスは、1.0040フランから0.9629フランへ下落した。
[金融政策]・米連邦公開市場委員会(FOMC)・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を現行の0-0.25%に据え置き決定
《KY》