春に眠気がとれず、だるいのは自律神経の乱れにあり! 修正する方法は? | 国際そのほか速

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 春に眠気がとれず、だるいのは自律神経の乱れにあり! 修正する方法は?


 春に眠気がとれず、だるいのは自律神経の乱れにあり! 修正する方法は?
 春眠暁を覚えずといいますが、実際春はなんとなく眠気がとれなかったり、体がだるいという人が増えるものです。というのも、だんだん日が長くなる春にかけては、体内時計のリズムが乱れやすくなるため。

 冬から春になるタイミングは、日が長くなる一方で、日中と朝晩の温度差が激しくなってきます。また、暖かい日があったかと思えば寒い日もあるなど、気温の変動も起こりがち。


 人の体の代謝や体温調節などの働きを司っている自律神経は、“環境”が変わってストレスが増えると、バランスを崩してしまいます。“環境”とは気温の変化といったことだけでなく、新しい生活環境なども含まれ、この自律神経の働きがうまくいかなくなると、眠い、だるいという肉体面のほか、集中力低下といった精神面にも不調があらわれます。


 【体内時計と生体リズム】


 そもそも生体リズムは、自然環境のリズムと連動しています。人は本来、1日25時間周期の生体リズムですが、体内時計の働きで24時間にリセットされることがわかっているそうです。このリセットに最も大事なことは、朝、日光を浴びること。また自律神経の働きを整えるためには、規則正しい食事をとることも大切です。


 【体内時計を整えるために】


 1. 睡眠
 なるべく決まった時間に寝て、起床することが理想です。


 2. 規則正しい生活
 生活リズムを整えることで、自律神経の働きもバランスがよくなります。また、リセットには「光」が大切。朝はカーテンを開けて太陽の光を浴びたり、電気をつけて部屋を明るくするように心がけましょう。


 3. 適度な運動
 散歩やウォーキング、ストレッチなどの軽い運動は、自律神経の働きを整える効果があるとされています。


 4. リラックス
 自律神経のバランスが狂うもととなる、交感神経の興奮を静めるためには心身のリラックスが必要です。人と会ったり、趣味の時間をもつなど、気分転換を図るように心がけましょう。


 5. 食事
 毎日、同じ時間に食事をすることは、体のリズムを整える上でも大切です。そして、ビタミン・カルシウム・ミネラルなどは自律神経の働きを整える作用があります。多くの食品を含んだ、バランスの良い食生活が理想です。


 なお、日中どうしても眠い場合は、10~20分ぐらい昼寝をとることも効果的。朝ダラダラと寝るのではなく、いったん起きて光を浴びることが大切なのですね。