[ロンドン 11日 ロイター] – イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会のウィール委員は11日、英国の経常赤字が高水準にあることを踏まえると、ポンドが急落するリスクがあるとの認識を示した。
委員は「為替レートが大きく変動するリスクがあるようだ。急落するリスクの方が大きいと思う」と述べた。
その上で「経済は常に驚きをもたらすが、過去数週間のポンドの動向はサプライズの1つ」とした。
ポンドGBP=はこの日、米国の利上げ観測を背景とするドル独歩高を受け、ドルに対し20カ月ぶりの安値をつけた。
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