皮膚科医に学ぶ!男が本気でキスしたくなる唇の作り方【後編】 | 国際そのほか速

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皮膚科医に学ぶ!男が本気でキスしたくなる唇の作り方【後編】


 


前編で、トレンド総研の調査でリップクリームを塗る以外の方法を行っていない人が多いという事実をご紹介しました。


では、どのようなケアをするのが、理想的な唇になれるのでしょうか?


美容に詳しい皮膚科医・友利新先生が、唇やリップケアについての疑問を解決してくれました。



■唇のトレンドは唇自体の質感重視の時代に


友利先生によると、唇のトレンドは“グロスの登場により質感重視へと変化した”とのこと。


「唇に関しては、一時代前は真っ赤な口紅というのが中心でしたが、グロスの登場とともに、“ふっくら感”や“みずみずしさ”といった“質感”が重視されるようになってきました。


個性を印象付けるアイメイクはしっかりして、“丸みを帯びた女性らしさ”を自然体のリップメイクで演出するというのが主流になっています。


その結果、リップメイクはメイクの色でごまかすということが難しく、唇自体の状態が良くないとメイクが活きないので、リップケアの重要性はより高まっていると言えます」




■色っぽく見せるための“唇舐め”は乾燥の原因になるいう衝撃の事実!


では、どうやってケアすればよいのでしょうか?


友利先生によると、女性が唇に求めるポイントは“かさつきを抑える”、“縦ジワを防ぐ”、“ふっくら感”の3つ。


「これらはいずれも乾燥を防ぎ、保湿をおこなうことで実現することが出来ます。唇は皮脂腺がなく、最も乾燥しやすい部位のひとつです。そして、舐めてしまったりすることで、さらに乾燥しやすくなってしまう恐れも抱えています」


え、唇を舐めるのってNGなんですか? 乾燥した唇に水分を与えるつもりで舐めていたのが、さらに乾燥させる危険性があるなんてショック!


「リップクリームで保湿をおこなっている人は多いと思いますが、それだけでは保湿の力が不十分になりがちです。


そこで重要になるのが、“血流”です。血流は、体の内側から唇に栄養とともに潤いを与えます。そのため、血流が良くなれば、唇にふっくら感や、つやが出てきます。


唇を温めたり、マッサージしたりすることで、血行を促して唇への血の巡りを良くすれば、効果的に唇をケアすることができるのです」


さらに効果を高める方法としては、唇を温める際に、事前にリップクリームを塗るのもポイントだとか。リップクリームの被膜化を促し、より高い乾燥防止効果を期待することができるそうです。




■メイク落としも“軽く、優しく”落とすのが重要


「女性は毎日、リップメイクをおこなっていると思います。メイクをしっかり落とそうとするあまり、唇をゴシゴシ洗ってしまっている方はいないでしょうか。


実は、唇を力強く洗うと、炎症性の色素沈着を招き、シミの原因になってしまいます。リップメイクは、軽く、優しく落とすことが重要です。


また、唇はケアの効果が出やすい部位なので、ケアをしている人と、していない人では一目瞭然です。ぜひ頑張ってリップケアに取り組んでいただけたらと思います」



リップクリームだけのケアでは、全く足りていなかったリップケア。キスを誘い、いつ誘われてもOKな唇づくりをぜひ行ってみましょう!