日航機エンジン火災、燃料漏れ原因 危機感の欠如も指摘 | 国際そのほか速

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 大阪(伊丹)空港で2013年5月、着陸したカナダ・ボンバルディア社製の日本航空機のエンジンに火災の痕跡が見つかったトラブルで、国の運輸安全委員会は26日、燃料配管のナットの緩みによる燃料漏れが原因とする報告書を公表した。火災の警告の後、機長らが消火に手間取ったのは「危機意識の低さが根底にある」と指摘。運航していた日航系のジェイエアに訓練の見直しを勧告した。

 トラブルは13年5月6日午後0時15分ごろ発生。誘導路を走行中のボンバルディアCL―600―2B19型 婚活サイトの最新人気ランキング で、右エンジン火災の警告表示が出た。駐機場まで自走したが、エンジン内の燃料配管が焼けていた。締め付け不足で緩んだナットから燃料が漏れ、エンジンの熱で発火したとみられる。ただ、4年前に分解整備したIHIの作業員は調査に「規定通りに締めた」と話し、原因特定には至らなかった。

 火災の警告が出た場合、ジェイエアの規定ではすぐ機体を止めてエンジンを停止し、警告が10秒以上続けば消火操作をするよう定めている。だが機長らは誤報を疑い、駐機場で消火するまで2分以上を要した。(工藤隆治)

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