
マーリンズのイチロー外野手(41)がヤンキース時代に借りていたニューヨークのマンションが売りに出されることが明らかになった。18日付のニューヨーク・ポスト(電子版)が報じた。6LDKで売買相場では約1000万ドル(11億9000万円)の超豪華物件。賃貸では1カ月3万2000ドル(約380万円)程度という。
マンションはマンハッタンのセントラルパークの北側にあり、地元の不動産会社が所有している。エレベーターで上がると、上層階にある部屋に直結する造り。1フロアすべてを占有し、広さは約502平方メートルに及ぶ。
セントラルパークはもちろん、360度の眺望を楽しめる。バルコニーの長さは30メートルほどもあり、来客用の浴室や娯楽室、プロのシェフが使用できる厨房(ちゅうぼう)のようなキッチンとダイニングもある。ヤンキース時代の同僚で、昨季限りで引退したデレク・ジーター氏(40)やアレックス・ロドリゲス内野手(39)も興味を持った物件という。
イチローはマリナーズ時代に暮らしたシアトルの自宅などの不動産を米国に所有している。今季は、ナ・リーグ東地区のマーリンズと年俸200万ドル(約2億3800万円)で1年契約を結び、マーリンズの本拠地、フロリダ州マイアミで新居を構えることになった。マイアミは米国屈指の観光地で、妻と愛犬と一緒に引っ越しをすることを楽しみにしているという。
マーリンズのキャンプは24日(日本時間25日)にフロリダ州ジュピターでスタートする。