【ニューヨーク時事】米大リーグで通算440本塁打を記録したジェーソン・ジアンビ内野手(44)が16日、現役引退を表明した。米紙ニューヨーク・デーリーニューズに「現役選手としてやれることは全てやった。今後は息子たちの近くで成長を見守りたい」と語った。
ジアンビはアスレチックス、ヤンキースなどで20季プレーし、2000年にア・リーグの最優秀選手に選ばれた。通算成績は打率2割7分7厘、440本塁打、1441打点。昨季はインディアンスで26試合に出場し、打率1割3分3厘、2本塁打、5打点だった。
オールスター戦メンバーに5度選出されるなど強打者として活躍した一方、過去に米紙上で自身のドーピング違反を示唆した。