【ウェリントンAFP=時事】ニュージーランド南島の北岸に13日打ち上げられているのが見つかった大量のゴンドウクジラのうち、103頭が14日までに死んだ。自然保護当局者がAFP通信に明らかにした。残る90頭余りの保護に全力を挙げている。
クジラが打ち上げられた後、救助隊が満潮を利用して海に戻そうとしたものの、13日深夜以降に再び流れ着いた。
当局者は「打ち上げられるたび、クジラの健康状態が大幅に悪化している」と指摘。14日も沖合に戻す努力を続けるが、成功しなければクジラの安楽死も検討せざるを得ないという。