19日午前の東京株式市場は、日経平均株価の前日比上げ幅が一時、100円を超え、1万8300円台まで上昇した。2000年5月(1万8586円)以来、14年9カ月ぶりの高値水準となった。
このところの比較対象として直近の高値となっていたのは2007年2月の1万8300円。これを上回ったことで、2000年まで比較する年が広がった。株高が加速していることを物語る。
午前9時40分ごろには114円高の1万8313円まで上げた。
日経平均株価の寄り付きは、前日比38円18銭高の1万8237円35銭。
前日の212円高への警戒感もあり、寄り付き後は利益確定売りとの応酬となったが、しばらくして買いが主体となった。前日の欧米株の騰落は小幅でまちまちとあって、影響は小さい。
東証株価指数(TOPIX)の始値は、前日比2.51ポイント高の1485.18。