「巡回連絡」で女児知る=誘拐未遂の巡査、父親名前も―群馬県警 | 国際そのほか速

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 小学4年の女児(10)を誘拐しようとしたとして、群馬県警渋川署の巡査秋山暢大容疑者(24)が未成年者誘拐未遂容疑で逮捕された事件で、秋山容疑者が昨年12月、女児宅を「巡回連絡」した際に女児と初めて会い、家族の名前も把握していたことが19日、分かった。県警捜査1課などは、秋山容疑者が職務上知った個人情報を悪用し、誘拐を計画した疑いがあるとみて調べている。
 同課によると、秋山容疑者は昨年3月から、女児の自宅がある地域を担当する交番に勤務。今年1月15日に路上で女児を誘拐しようとした際、女児と父親の名前を口にし、「パパが交通事故で運ばれた。すぐに来て」などと告げていた。
 秋山容疑者は昨年12月14日に行った巡回連絡で、家族から聞き取って2人の名前を把握。巡回連絡終了後に、帰宅した女児とも顔を合わせていた。同容疑者は「巡回連絡後も、自宅周辺のパトロールなどの際に女児と5回くらい会っている」と供述しているという。