「男子テニス メンフィス・オープン 準々決勝」(13日、アメリカ・メンフィス)
自身初の大会3連覇を狙う第1シードの錦織圭(25=日清食品、世界ランク5位)はオースティン・クライチェク(24=アメリカ、同156位)を4-6、6-3、6-4で下した。初戦の2回戦に続く逆転勝利で準決勝へ進出した。次戦準決勝はサム・クエリー(27=アメリカ、同41位)と対戦する。
ATPツアーの公式サイトには錦織のコメントが掲載されている。「明らかに自分のベストなテニスをできませんでしたけど、今日は勝てました。これは有意義なことと思います」とランク下位相手の苦戦も前向きにとらえた。
クエリーは11年に自己最高17位までランキングを上げた実力者。今大会はノーシードだが、2010年に優勝している。準々決勝では第3シードのジョン・イスナー(29=アメリカ、同18位)を7-6、7-6と2セット連続のタイブレークで撃破した。198センチの長身を生かした強烈なサービスや、パワフルなストロークを得意としている。