ワンジル選手は他殺か=北京金メダリスト | 国際そのほか速

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 【ナイロビAFP=時事】2008年北京五輪男子マラソンの金メダリストで、11年に24歳で死亡したサムエル・ワンジル選手(ケニア)について、同国政府の病理学者は10日、自殺ではなく頭部を鈍器で殴打されたことが死因だったとの見解を示した。
 ワンジル選手はケニアのニャフルルの自宅でバルコニーから落ちて亡くなったとされ、自宅で女性と過ごしていたところを妻に見つかり、バルコニーから飛び降りて転落死したとも報じられた。警察は自殺の可能性を示唆していた。
 しかし、この病理学者はワンジル選手の手や膝の負傷痕から判断して転落した際には生存しており、何者かに頭を鈍器で殴られて死亡したと主張した。