【野球】巨人、オレ流に追われた男たちの“逆襲” 井端&堂上が大ハッスル [転載禁止] | 国際そのほか速

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“オレ流に追われた男たち”の意地が炸裂した。13日、巨人の宮崎キャンプで2度目の紅白戦が行われ、
控え中心の紅組が21-3でレギュラー中心の白組に大勝した。

アピールに成功した紅組で目を引いたのは、中日から移籍2年目の井端弘和内野手(39)。
「6番・指名打者」で出場し4打数4安打1犠飛2打点と活躍。さらに古巣時代の後輩で、
昨季オフに戦力外通告を受け育成契約で加入した堂上剛裕外野手(29)も「5番・一塁」で出場し5打数4安打3打点と爆発した。

ハッスルぶりをネット裏で偵察した中日・加藤スコアラーは複雑な表情。
「井端さんに関しては気にしていません。力は十分わかっていますから。お兄ちゃん(堂上。中日には内野手の弟・直倫が在籍)には頑張って結果を出してほしい」と苦笑いも浮かべた。

井端は一昨年オフの契約交渉で、落合GMから野球協約上の減額制限を超える大減俸を提示され、結局は自由契約に。
巨人に前年比1億4500万円減の年俸4500万円で拾われた。
昨季は87試合出場にとどまったが要所で攻守にいぶし銀の活躍を見せ、オフに1000万円アップと持ち直している。

前日まで下半身の張りで2日間別メニュー調整だったと思えない活躍に、
原監督は「彼は僕に『今年はレギュラーになります』と言っていますから」と並々ならぬ決意を感じ取っている。

一方の堂上は、昨季年俸2020万円から約70%ダウンの600万円で再出発。
まず支配下登録を勝ち取ることが大前提だが、打撃の評価は日増しに上昇中だ。

本職は外野だが、この日は外野用グラブで一塁を守った。

必死さは伝わってくるが何ともたどたどしい動きで、紅白戦終了後には勝呂内野守備走塁コーチにマンツーマンで守備特訓を受けた。

チームにもとけ込んでいる。球団スタッフは「まじめでひたむき。
見ていて結果を出させてやりたいと思わせる」とアシストを惜しまない。

本人は「井端さんには、最初は巨人でしゃべる人もいない中で、すごく声をかけていただきました。
精神面のアドバイスをいただき支えてもらってます」と感謝する。

昨季Bクラスに沈んだ中日には、落合GMの強引といわれる手腕に対するアンチが増殖中といわれる。
今季、井端と堂上に煮え湯を飲まされるようならシャレにならない。 (金額は推定)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150216-00000017-ykf-spo
夕刊フジ 2月16日(月)16時56分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150216-00000017-ykf-spo.view-000
井端(写真)と堂上の“中日組”が大ハッスル(写真:夕刊フジ)