「迷惑電話チェッカー」、特殊詐欺防止に効果
【読売新聞】 2015/02/16 12:18
大分県警は、特殊詐欺対策として導入した「迷惑電話チェッカー」の運用状況を発表した。
昨年11月から2か月間にチェッカーを設置した91世帯に計831件の不審電話があり、いずれの家庭も被害を
免れたという。
県警によると、チェッカーは過去に振り込め詐欺などで使われた番号約2万6000件を「ブラックリスト」として
蓄積。自宅の固定電話に取り付けると、該当番号から着信があった場合は赤色に点滅して「迷惑電話の恐れが
あります」と音声が流れる。非通知設定の場合は、通常の着信音が流れ、赤く点滅する。
リストにない番号でも、複数の人が不審電話の可能性があるとして着信「拒否」のボタンを押すと、リストに
反映されることもある。
県警は、これまで特殊詐欺の被害に遭った人や一人暮らしの高齢者宅など100世帯に貸し出したが、昨年
末までの稼働は不具合などで91世帯にとどまった。不審電話の内訳は、ブラックリストの番号から740件、
着信拒否の番号は91件。非通知設定からの着信も94件あったという。
実験は2年間の予定。県警は「予想以上に不審電話を遮断できている。導入を検討している方は
相談してほしい」としている。問い合わせは県警生活安全企画課(省略)へ。
ソース: http://www.yomiuri.co.jp/national/20150216-OYT1T50014.html
画像: http://www.yomiuri.co.jp/photo/20150216/20150216-OYT1I50000-L.jpg
(電話に取り付けられた迷惑電話チェッカー(右))
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