中部・北陸の52点中央出品 成田山競書大会 | 国際そのほか速

国際そのほか速

国際そのほか速

中部・北陸の52点中央出品 成田山競書大会 第31回成田山全国競書大会(読売新聞社など後援)の中部・北陸地区審査会が15日、犬山市の成田山名古屋別院で行われ、中央審査会に出品する52点が決まった。

  愛知、岐阜、三重、静岡、山梨、長野、富山、石川、福井の計9県の幼児から高校生まで計1万7581点の作品の応募があり、事前審査で絞り込んだ半紙と条幅の作品527点を学年別に審査した。各県の書家15人が分担して審査にあたり、筆の勢いや線の力強さ、余白のバランスなどを見ながら出品作を選んだ。

  大会実行委員会の樽本樹邨常任委員(77)(名古屋市)は「今年は高校生の作品に力強く、目を見張るものが多かった。中央審査でも好結果につながることを期待している」と話していた。

  中央審査会は3月8日、千葉県成田市の成田山新勝寺で行われ、上位入賞者は今夏、日中友好少年少女書道交流団員として中国に派遣される。