
愛知、岐阜、三重、静岡、山梨、長野、富山、石川、福井の計9県の幼児から高校生まで計1万7581点の作品の応募があり、事前審査で絞り込んだ半紙と条幅の作品527点を学年別に審査した。各県の書家15人が分担して審査にあたり、筆の勢いや線の力強さ、余白のバランスなどを見ながら出品作を選んだ。
大会実行委員会の樽本樹邨常任委員(77)(名古屋市)は「今年は高校生の作品に力強く、目を見張るものが多かった。中央審査でも好結果につながることを期待している」と話していた。
中央審査会は3月8日、千葉県成田市の成田山新勝寺で行われ、上位入賞者は今夏、日中友好少年少女書道交流団員として中国に派遣される。