TBS、不適切な演出でまた謝罪 | 国際そのほか速

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 TBSは14日、先月28日放送の『水トク!激闘大家族スペシャル 17歳で産んだ我が娘が17歳でまさかの妊娠…』で不適切な演出が2ヶ所あったとして、番組公式サイトで謝罪した。いずれも、本来はテロップ表記などで「再現」であることを明らかにすべきでだったとしている。
 
  問題のシーンは、まず「妊娠中の長女がバイクに乗って出かけ、母親からたしなめられるシーン」。長女の妊娠中に本当にあった出来事を、制作会社のスタッフが母親と長女に依頼して、出産後に当時を思い出して撮影したもので、妊娠中であることを表すため、お腹にタオルなどを入れて撮影していた。
 
  2つ目は、「祖父が一家を連れてスーパーマーケットに行き、希望するままに食料品などを買い、一家を支援するというシーン」。実際に月に2、3度、祖父との買い物があるという事実にそって、制作会社のスタッフが一家に頼んで撮影したもので、その際、いつも使う店の撮影許可が下りなかったため、過去に行ったことのある別の店で撮影し、費用については番組側が負担していた。
 
  「視聴者の皆様、取材に応じていただいた濱本家の皆様、関係者の皆様に心より深くお詫び申し上げます」と謝罪した上、「この番組は外部の制作会社に制作を委託したものですが、不適切な箇所をチェック出来ずに放送に至った責任を痛感しております」と事情を説明。「今後は二度とこうしたことが起きないよう、番組制作のチェック体制のあり方を見直し、再発防止に取り組んで参ります」としている。
 
  同局では同じ先月28日放送の『水曜日のダウンタウン』(毎週水曜 後9:56)でも、放送内容が事実に反していたとし、翌週の番組で謝罪していた。お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(51)が、15日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』(毎週日曜 前10:00)に出演。今月10日に行われた“ひとり芸日本一”を決める『R-1ぐらんぷり2015』について持論を展開した。
 
 『R-1ぐらんぷり』で初優勝したじゅんいちダビッドソン
 
  同局で生放送された大会の模様を「もちろん見ました」という松本は、「面白かったですよ」とした上で、「お客さん、重いね」と観客の反応について指摘。「(前回王者の)やまもとまさみとか面白ろいやんって思って観ていたけど、全然受けていない。逆にそれがオモロなってきた」と語った。
 
  一方、同番組に出演する前園真聖氏が、優勝したじゅんいちダビッドソン(40)の紹介VTRに登場し、観客の笑いを誘っていたことも見逃さず、「あんな重い客が笑うなんて…」と驚きの表情。
 
  また、「1本目と2本目のネタはある程度同じにしてくれないと、別物になってしまうから気持ち悪くない?」といい、「じゅんいちダビッドソンは(サッカー日本代表の)本田で統一しているからいいけど、漫才やコントとは違ってピンネタでまったく違うキャラやられちゃうと、あまりにもリセット感がでちゃう」と違和感を口にしていた。