男性は本当に「小食」な女子が好きなのか?【漫画コラム】 | 国際そのほか速

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昼刊ランチタイムズ・


 年中モテたいアビ子ちゃんと、内心非モテを悩んでるのに先輩面してしまう中田川先輩。「非モテOLふたりの昼休み」を漫画コラムでお届け!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 私の中の「エセ少食キャラ」の起源を辿ってみると、すでに小学生時代から、クラスに一人二人いた、給食をあまり食べない女子の存在に行き着きます。給食はめちゃめちゃ残すけど、その子の家に遊びに行くと、すごい勢いでお菓子を食べてるとか。幼いうちから既に乙女の自意識が芽生えており、それゆえの行動だったのかもしれません。恐れ入ってしまいます。(ただの偏食の子だったのかもしれませんが)
 
 確かに私も、付き合いたての恋人と食事に行くとき、「あんまりがっついてるように見られたくない」という気持ちから、見栄を張って少食キャラを装った経験があります。でも結局、付き合っていくうちに、少食キャラのメッキはボロボロと剥がれ落ちていきます。数カ月後には相手から「食べすぎじゃない?」と言われることも普通になり、そして止められてもなお、平気で食べ続けたりしてしまうのです。
 
 このように、無理が続かないことを分かっていながら、どうしても頭の中に「少食=モテる」という意識がこびりつき、このような行動に出てしまうという女性も多いのではないでしょうか。
 でも、はたしてそれは本当にモテるのでしょうか? 今まで生きてきて「少食の女性が好き!」と言っている男性には会ったことがありません。なんなら「食べないよりおいしそうに食べる女性のほうが好きだな。ちょっとくらいぽっちゃりしてる女の子のほうがかわいいし」とか「たくさん食べる女の子のほうが健康的でいいよ! デブじゃなければ」という、よく食べる女子を推奨する意見が圧倒的に多いように思います。
 
 ……でもこれって結局は、「きちんと食べる上で、出来上がった結果(体型)が問題」ということになりますよね。考えていたら、直視したくない結論を導いてしまいました。
 (鈴木ポガ子)