
NISSANが自動車における最新IT技術の研究所をカリフォルニア州サニーベール市に開設して約1年。その北米向け公式サイトから、ついにビッグニュースが飛び出した。米航空宇宙局(NASA)は、同じくサニーベールのかつては空軍基地であったモフェットフィールドに「エイムズ研究センター(Ames Research Center)」という施設を持っているが、両者がパートナーシップ契約を交わし、自走式車両の共同開発を進めて行くことが発表されたのだ。
まずはNISSANがソフト、ハード面での最新テクノロジーを駆使した車両を試作し、2015年末までに各種の試験走行が行われるとのこと。その後、最長5年をかけて完成を迎えることになる。いずれは宇宙に送りこみ、火星探査機ローバーと同様にミッションコントロール・センターが遠隔操作を行うようになることを前提にした事業だという。
次世代有人宇宙システムの構築に余念のないNASA。その一端を担うことについて、日産自動車のトップであるカルロス・ゴーン氏は同社の自走式車両の開発における安全性、信頼性の高さが認められたと大変喜んでいるもよう。「NASAもわが社も長いことチャレンジを繰り返してしてきました。片方は宇宙のために、そしてもう片方は地球のためにですが、その精神は共通するものです」などと語っている。契約期間は5年。順調であれば車両のお披露目は2016年から2020年までになる見込みだ。
※ 画像はdigitaltrends.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)米マサチューセッツ州で、残虐なやり方で猫に大ケガを負わせた男がこのほど自宅の窓から転落し、ゴミ収集車にひかれて瀕死の重傷を負った。この事故はひょっとしたら…!?
米国で、マサチューセッツ州ニューベッドフォード市に暮らす55歳のマニュエル・エリンナという男の身に起きた事故の話題が注目を集めている。10日昼ごろ、エリンナは自宅のあるナイ通りにゴミ収集車がやってきたことを察した。2階の部屋の窓から身を乗り出して10mほど下の収集車をめがけてゴミを投下しようとし、誤って自分も収集車のすぐ後に転落。不運にも車がそこにバックしたという。
意識がもうろうとしていたためロードアイランドの病院に救急搬送されたエリンナだが、容体は回復傾向にあり、足の骨折は転落によるものと診断された。ニューベッドフォード市警のスティーヴン・ビセンテ警部は、「道路脇に積まれた雪のせいでエリンナは運転手の視界に入らない位置に倒れていた。収集車を罰することはしない」と説明している。
実はエリンナ、事故の犠牲者ではあるものの今月18日に出廷を控えていた被告人の身であった。昨年6月、当時交際中であった女性の家で猫が孫娘の顔をひっかき、エリンナはその猫を金属バットで殴って目を潰すなど大ケガを負わせて逮捕され、動物虐待の罪で起訴されていたのだ。多くの人々がこのたびのエリンナの事故を、“猫の仕返し”と受け止めているもようだ。
※ 画像はsouthcoasttoday.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)