疲れたときに読んでほしい……心を解きほぐし、恋愛を進める方法 | 国際そのほか速

国際そのほか速

国際そのほか速

疲れたときに読んでほしい……心を解きほぐし、恋愛を進める方法 

 仕事や人間関係で疲れ、なかなか恋愛がうまく進まないときがあります。それは新しい恋人探しだったり、今いるパートナーとの関係性だったりします。「パートナーがいる自宅に帰っても、関係が悪いと余計に疲れてしまう」ということもあるでしょう。そんな潤いをなくして固くなった心を解きほぐし、恋愛を進める方法をお伝えします。

■固くなる心の仕組み

 仕事のプレッシャー、周囲の人間関係、恋人との度重なる喧嘩……。心労により、本来の優しさを出せないときは誰にでもあります。余裕がなければ、普段は気配りのできるあなたでも友人や大切な人に言うべき言葉が出ないときもあるでしょう。

 身体的・精神的な疲れは、あなたの心を固くしてしまいます。基本的なことですが、休息を取ることでそれは緩和されていきます。きちんと自分が休むべきときに休めているか、チェックをしましょう。温泉・カフェ・日光浴、なんでも構いません。体と気持ちの面が、充実するようなメンテナンスの時間をつくるのです。

 パフォーマンスが下がっていると、それだけ日々の幸福度が低くなります。日々の幸福度が低くなるということは、人生全体の幸福度が低くなってしまう可能性があります。休息は本当に基本的なことですが、それだけ重要視すべきことなのです。休息に対する時間的・経済的な投資は惜しまないことをオススメします。

■好きなものに触れていますか?

 あまりに効率に寄った生き方をしていると、心が固くなっていきます。「安いから」「早いから」「便利だから」。それらは非常に大切な要素ですが、それだけでは心が充実して幸福は感じにくいものです。

 値段や効率にとらわれず、あなたが本当に心がときめくものに触れていますか? また、そういったものに囲まれて生きていますか?

 例えばコミュニケーションツールとして、スマホのアプリは非常に便利です。すぐさま相手にメッセージを送れますし、相手がメッセージを読んだかどうかもわかります。

 ですが、手書きの手紙にはデジタルにはない温かみがあります。また、一文字一文字丁寧に相手に伝えたいことを考えることによって、時には思った以上に相手を大切に考えている自分に気づけたりもします。

 何かに時間をかける、ということはその対象との思い出を育んでいると同じことです。そしてそれは、あなたの人生に豊かでキラキラとした瞬間をもたらしてくれるでしょう。効率に寄りすぎず、あなたの本当に好きなものに継続的に触れたり、囲まれたりすることが大切です。その分だけ、あなたの心は解きほぐれていきます。

■感情に向き合っていますか?

 あなたの中にある、ネガティブな思いに向き合っているでしょうか。「疲れた」「悲しい」「虚しい」「何か違う気がする」。そんな声を無視していませんか?

 ネガティブな気持ちは、あなたに「気づき」を与える貴重なメッセージです。「今は休んだほうがいいよ」「より良い選択肢があるよ」。そんなふうに、人生をより素晴らしく感じられる方向へと導いてくれます。

 先ほど手紙を例に出しましたが、たまには自分に対してねぎらいの手紙を書いてみるというのもとても素晴らしいことです。そもそも、自分自身に対して「よくやっているよ」とか「いつも頑張っている!」という言葉を投げかけたことがない人は多いかと思います。

 あなたの苦労は、あなたの心が一番よく知っています。自分自身を愛し、認めるということは、他人を愛する第一歩としても、とても大切です。恋愛を進めたいのであれば、あなた自身を一番最初に愛してあげましょう。そして、誰よりも大切に扱ってあげましょう。そうすることで、他人をもっと愛することができます。

文・今井 翔(All About 今井翔の恋愛コラム)