
検討開始に合意した戦略的提携プログラムは、「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に関連するサイバーセキュリティ上の課題を解決するためのコンサルティング等を共同で提案・実施する」「両社のプロジェクトにおいて、相互にチームメンバーとして参画する」「両社の既存顧客に対して、相互にサービスの提供やアドバイスを実施する」の3つ。これに加え、多国籍重要インフラ企業や政府組織が抱えているサイバーセキュリティに関する課題を、NRIセキュアが提供するマネージドセキュリティサービス等とDysart社の知見を活用して、共同で解決していくことも検討する予定としている。
元の記事を読む横河電機株式会社は2月10日、Cisco Systems(Cisco)と協業して包括的なサイバーセキュリティ管理ソリューションの提供を開始すると発表した。本ソリューションは、Shellがグローバルに推進するSecurePlantプロジェクトの展開にともなうもので、横河電機とCisco、エンドユーザであるShellの3社が共同で開発したもの。今後3年間で世界各地にあるShellの約50カ所のプラントに導入される。
ソリューションは、プラントにおけるセキュリティ管理が困難かつ複雑であるという課題に対応するもの。制御システム用OSのセキュリティパッチおよびウイルス対策ソフトのパターンファイルの配信サービス、プラントの制御システムにおける実装状態のリアルタイムな監視機能、実装された制御システムのセキュリティ管理に関するヘルプデスクのサービスを提供する。
Ciscoと横河電機は、今回のセキュリティ対策のシステム構築、運用、機器監視を一括して提供するビジネスモデルを基盤として、さまざまな業種でプラントの規模を問わず、包括的にサポートするセキュリティ対策ソリューションを提供していくとしている。
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