
Facebook、Twitter、LINEなどなど、いろいろなSNSを通じて、自分の写真を友達に見てもらう機会が増えましたよね。以前『Menjoy!』でも、スマホでかわいい自撮り写真を撮る方法を紹介しましたが(「みんなには内緒!簡単にかわいい写真が撮れちゃうコツ5つ」)、SNSで好きな男性とつながっているならなおさら、自分のことを少しでも可愛く見せたいと思う気持ちが芽生えることでしょう。
でも、自分でアップした写真はそこそこなのに、友達がアップしたりタグ付けしたりする写真は「どうも可愛くない」って感じること、ありませんか? 「こんな写真、カレに見られたくないから消して!」なんて心の中で叫ぶことも、きっとあるはず。
いったいそれがなぜなのか、シカゴ大学ニコラス・エプリー氏らの研究から明らかになりました。くわしく紹介します。
■ひとは自分を“盛って”見ている
エプリー氏らは、実験に協力したひとたちの写真を何枚も撮り、それらをコンピューターで、“より美しく加工した写真”数枚と、“少し不美人に加工した写真”数枚を作成しました。そして、加工していない写真も含めて協力者たちに提示し、“加工していない自分の写真”を選んでもらうという実験をしたのです。
すると協力者たちは、加工されていない本当の自分の写真より、“より美しく加工された写真”を選ぶ傾向があることがわかりました。つまり、ひとは自分のことを、本来の姿より“良く”みているというのです。
いかがですか? 自分で選んでアップした写真は、本当の自分より“良い”自分の姿かもしれません。それよりも、友達がタグ付けした“写りが悪い写真”のほうが、本当の自分に近いのかも。
「こんなの私じゃない!」という写真が友達からアップされることが多くて困っているというひとは、実はそれが本当の自分の姿なんだと受け止めて、自分磨きをがんばりましょう。友達の視線とカレからの視線は、きっと同じはずですから。